ただのメモ。

悩みとグチと苦労と不幸と幸せは、気持ちの問題。それぞれに相関はないんだよ。

易経#11<①心を平らかにする②行動をただす③言う!>

おはようございます。keryonです。
今日から仕事です。ちゃちゃ!とUPして、仕事にいきます(^_-)-☆。
…カキタクテ、カキタックテ、シカタガナカッタノデ…

 

今日は易経 繋辞下伝第5章から。

 

書き下し文は、

「(略)其の身を安(やす)くして後(のち)動き、其の心を易くして後(のち)語り、其の交(まじわ)りを定めて後 求む。(略)」

 

本田先生の訳です。

「(略)その身を安らかにして行動し、その心を平らかにしてから民に語りかけ、人民と誠意の交流ができてから要求する(略)」

 

keroyonは、心の動揺からくる、暴言が問題になるので…(*´▽`*)、

 

  1. 心を平らかにして
  2. 自分の行動に責任を持ち
  3. はじめて言葉を発する

 

この順番を心掛けようと思います。(拡大解釈です)

暴言記事はこちら。

 

zaihamizunogotoshi.hatenablog.com

 

で、やってみた。

酔っぱらった勢いで、攻撃してくる人発見!(>_<)。

 

私は酔っぱらってないから、まともに矢を受けました。

翌日、矢を放ちたかった…。

 

でも、「心を安らかに、心安らかな状態で発言っ…」と思い…

 

なんとかなりました。

…ワスレヤスイ、セイカクモ、アルカモネ。

 

これからも使ってみようと思います。

ではまた明日~。がんばりましょうねー(^_-)-☆🍀🍀🍀。

 

 ※出展: 本田濟 著 「易」 朝日選書

 

易―中国古典選〈10〉 (朝日選書)

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易経#10<がんばらないでいこう!>

こんばんは。keroyonです。
今、易の「繋辞下伝」を読んでいるのですが…、ふかい…です。

 

思うに、易の卦の中で、孔子さまが★これは!★と思ったものについて解説しているような雰囲気!?…ナノカナ…で、濃密です。

 

ブログに書かずにいられようか。(*´▽`*)

 

というわけで、順不同なのですが、今日は「困」の卦について書かれた一文から。

ちなみに「困」の卦はこんな形。

f:id:zaihamizunogotoshi:20170813222614j:plain

「困」って、六十四卦の中でも、「出たら困っちゃう~」っていうくらい、凶な感じ?らしいのですが、

 

「困の六三の爻辞(こうじ)に、『前に大石が邪魔をして苦しむ。(略)凶』とある。これを孔子が説明して言う、大石となれば、所詮動かせない。動かせないなら動かそうとせねばよい。そうすれば困(くる)しまなくともよい。それを動かそうと困しんでいれば、知らぬ人に、力弱い奴だと嘲笑され、わが名は辱められる。(略)」

 

そうですよ。
動かせないなら動かそうと思わなければいいんです。
無理に動かそうとするから、悩んだり、困ったり。

 

手段があって、動かせるなら動かしてもいいけど、
どうにもならないことにくよくよしているなんて、人生もったいない。

 

ま、無理にがんばらないで、ぼちぼちいこう!と思ったkeroyonでした。

 

ではまた明日~。良い一日が迎えられますように🍀🍀🍀。

 

 

 ※出展: 本田濟 著 「易」 朝日選書

 

易―中国古典選〈10〉 (朝日選書)

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8/6のひきがねについての考察…#2

こんにちは。keroyonです。

子どもたちが夏休みに入り、パソコンを占有するようになって、夜の更新が増えましたが、夫もお盆休みにはいり、さらに生活リズムが…。

もうわけわかんなくなってます。

加えて、本を読むのは通勤時間が主なので、本を読み進めることが難しい期間です…。


一応、兼業主婦のkeroyonは、お盆休み、更新がおろそかになりそうです。
すみません…

 

てなわけで、今日は8/6の「いしゆみのひきがね事件」のその後です。
ここまで引っ張ることになるとは…(*´▽`*)。

 

===

あの事件の後、さすがにいろいろな方から、連絡をいただきました。
あの時、いしゆみの矢を ★何人にも★ 向けてひいてしまったのだけれど、そのうちの一人とメールをやり取りした結果、

 

私の知らない経緯があり、

相手の知らない経緯があり、

 

どちらの情報も、お互いが共通に知っていたら、「先日のような言い争いにはにならない」ことが、わかりました。

 

結局、私も、

 

自分の持っている情報だけで判断し

相手のことを勝手に誤解して

 

こういう事態を招いたことが分かりました。

 

ただ、

 

全ての情報を共有することは不可能ですし、

避けられない衝突もあるのだと。

 

すこし成長したかなー(*´▽`*)。
こういったストレスって、本当に苦痛だけど、また勉強になりました。

 

日々、精進です。
がんばりましょうねー。

ではまた、明日~🍀🍀🍀。

易経#9<自然の中で生かされる>

こんばんは。keroyonです。また、日が変わってからの更新になってしまいました…。
…マタヒヅケ、ヘンコウシナイトネ...

 

繋辞上伝を読んで「あまり日常生活に応用できそうにない」と思ったのですが、易の世界観は、とても大きくて、こまごましたことにイライラしているkeroyonには、漢方薬のように、じんわりやんわり効き目がある気がしてきました。

 

この感覚を具体的に言うと…

…高原で満天の星を見た感じ? 波照間島で夕日を見た感じ? …ワカラナイヨネ(>_<)...


とにかく、太刀打ちできない自然の大きさを目の当たりにした感じかなぁ。


で今日は、繋辞上伝の中から、そのような「易経の世界の大きさ」が分かる一文を抜き出して並べてみたいと思います。…チャレンジ!

 ---

■人間の行ないも、乾のように易く自然であれば、(略)何人にも知り易いものとなる。またその行いが坤のように簡であれば、(略)万人これに従い易い。[第1章]

 

■吉凶悔吝の四つは四季のごとく循環してやまない。[第2章]

 

■易の示すところは天の法則であり、人の運命である。(略)運命を知って、それがいかなる物であっても、喜んで受容すること、それが天を楽しむことである。だから、易は憂えるなと教える。(略)易は人に、それぞれの地位に安んじ、利己的欲望に駆られることなく、天地のごとく仁徳に厚くあれと教える。(略)[第4章]

 

■一陰一陽というのは、陰があれば必ずそれと対応する陽があり、(略)陰が退くとき陽が現れ、陽が隠れれば陰が進むというふうに(略)循環するという意味である。
一陰一陽するのが天の道であり、ひいては易の道である。[第5章]

 

■易の広大さは天地の広大さに合致する。易の陰と陽が互いに変じ、陰陽相通ずるのは、四季の変化し流れてやまないのに似ている。陰と陽が交代して、或いは暗く或いは明るくなる宜(よろ)しさ(=義)は日月の運行に似ている。[第6章]

 

■(易は)ごたごたしたものの中に法則を操り、隠微な世界に捜索の手を伸ばし、深みに釣り糸を垂れ、遠いものを引き寄せ、そして天下の吉凶を定め、天下の人々に努力させるようにする。[第11章]

 

■天地の陰陽の気は変化して万物を生むが、聖人はこれを模倣して易の陰陽の原理を立てた。[第11章]

 

■文字は言いたいことを述べ尽くし得ない。またことばは心に思うことを言い尽くし得ないものである。(略)けれど象徴はもっと深いものを示し得る。(略)八卦の象を樹立して、(略)言葉の伝え得ない深意を尽くそうとした。さらに(略)六十四卦を設けて事の真偽を尽くし、(略)言いたいことを言い尽くそうとした。[第12章]

 

■易を学ぶ者は、卦と辞と変通に即して、聖人の微意を知り、易を生活に役立て得るであろう。ただし易は(略)小人が利欲のために利用しようとしてもうまくいかない。
易の神秘にして明察な効用を十分に発揮させ得るかどうかは、一にかかって利用者の人格如何に在る。
もし徳行の優れた人ならば、易が教えを垂れずとも、おのずと卦の説く徳が心中に形を成すだろうし、易の占いによるお告げを待たずして、その人の直感はぴたりと易の理に符合するものである。[第12章]

---

うぁ、いっぱい書いたデス。お付き合いありがとうございます。

 

結局、

  • 陰と陽は移り変わり、悪い時期は長くは続かない。(良い時も永遠ではない)
  • 生活はごたごたしているが、真意は、単純である。
  • いろいろあっても、憂えるな。

とkeroyonはイメージしました。

このことを一日考えていたら、ほんわか心が柔らかくなった気がしました。
…トクニ、コドモニタイシテ・・

 

引き続き繋辞下伝、読んでいきます。

ではまた明日。がんばりましょね~🍀🍀🍀

 

 

 ※出展: 本田濟 著 「易」 朝日選書

 

易―中国古典選〈10〉 (朝日選書)

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大学#5<和合するには、わが身をよく修めること>

こんばんは。keroyonです。

なんだか、本当にいろいろな方から★をいただき、うれしいです。ありがとうございます。

 

あと、易経の繋辞上伝は読み終わりました。上伝の後半は易の世界観みたいな感じで、おーおーっという感じではありましたが、直接生活に役立つ感じではなく…、

 

で、今日は「大学」です。

「大学 第4章」から。

 

書き下し文は

「謂わゆるその家を斉(ととの)うにはその身を脩(おさむ)るに在りとは、人はその親愛する所に之(お)いて僻(かたよ)り、その賤悪(せんお)するところに之(お)いて僻り、その畏敬する所に之いて僻り、その哀矜(あいきょう)する所に之いて僻り、そのごうだする所に之いて僻る。故に好みてもその悪を知り、悪(にく)みてもその美を知るものは、天下に鮮(すくな)し。(略)…『人はその子の悪(みにく)きを知るなく、その苗の大いなるを知るなし』と。此れを、身脩まらざればその家を斉うべからず、と謂う。」

 

金谷治先生の解説は、

「(略)人は親しみ愛するものに溺れて偏ったことをし、
自分の賤しみ憎むものにとらわれて偏ったことをし、
自分の敬いおそれるものにひかれて偏ったことをし、
自分の見下すものにとらわれて偏ったことをするものだ。

そこで、好きなあいてでも同時にその欠点をわきまえ、嫌いなあいてでも同時にその長所をわきまえるという[公正な判断ができる]人は、世界中でもまれなものである。

(略)『人はわが子[を愛するあまりにその子の]欠点に気づかず、[他家をうらやんで]わが苗の大きいことに気づかない』といわれる。
これが一身が修まらなければその家を和合することはできないということだ。[そこで、その家を和合させるには、まずわが身をよく修めることだ、と言われるのである。」

 ---

 

好きな相手でも、同時にその欠点をわきまえ、
嫌いな相手でも同時にその長所をわきまえる

 

ていうことは、「うゎー、この人、嫌なことはっきり言うなー」とか思ったときには、「いやいや、竹を割ったようなわかりやすい性格だな」とか、

「この人の考え方、共感するする!」と思ったときには、
「いやまて。100%賛成してもいいものか?」と疑う。

 

みたいな感じなのでしょうか~???
ここまで、自分の心を制御出来たら、いいですねー。…プロジェクト、シュウリョウデス…

 

『人はわが子[を愛するあまりにその子の]欠点に気づかず、[他家をうらやんで]わが苗の大きいことに気づかない』

うゎ~、耳が痛いです。

 

和合への道は遠い…。

 

日々、ぼちぼちがんばります。
少しずつでも前に進めば、いつかは!ね?

 

ではまた明日~。がんばりませう🍀🍀🍀

 

 ※出展:岩波書店 「大学・中庸」 訳注者:金谷治 

 

大学・中庸 (ワイド版岩波文庫)

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