ただのメモ。

悩みとグチと苦労と不幸と幸せは、気持ちの問題。それぞれに相関はないんだよ。

大学#3<絜矩の道>

おはようございます。

 今日は暑くなるそうで、でも今はすがすがしいいい季節感で、

今日もいいことありそうです♪♪

 

今日は一昨日触れた「絜矩(けっく)の道」でいきます。

大学 第6章1「所謂平天下在治める其国者、…」です。

 

 

 漢文:

「(略)…所悪於上、毌以使下、所悪於下、毌以事上、所悪於前、毌以先後、所悪於後、毌以従前、所悪於右、毌以交於左、所悪於左、毌以交於右、此之謂絜矩之道」

 繰り返しがここちいいですね。

 

書き下し文:

「(略)…上(かみ)に悪(にく)むところ、以て下(しも)を使うこと毌(な)く、下に悪むところ、以て上に事(つか)うること毌かれ。前に悪むところ、以て後(しりえ)に先だつこと毌く、後に悪むところ、以て前に従うこと毌かれ。右に悪むところ、以て左に交わること毌く、左に悪むところ、以て右に交わること毌かれ。此れをこれ絜矩の道と謂う。」

 

 Keroyonなりに解釈すると、

■人にされて嫌なことは、自分はしない

■人がして、いいなと思うことは、他の人にも伝わっていく

「絜矩の道は、身近な一定の基準をとって広い世界を推し量る方法」だそうです。

 

いろいろ言われようが、嫌な思いをさせられようが、多分それは周囲の人との関係において。周りにはいい人もいるけど、いろんな人もいる。 …と勝手に解釈して…

 

■人にした方が良いと思うことは、何と言われようと する。

■『した方が良いと思うことを、すること』に集中する。

 

最終的には、嫌なことをしてくる人には、「こんなことをされて嫌だなーと学ばせてくれてありがとう」と思えるような、大きな人間になりたいです。

…イキテルアイダニナレルノダロウカ?

 

今日はなんだか長くなっちゃいました。

お付き合いありがとうございます。

では、また明日~🍀

 

 ※出展:岩波書店 「大学・中庸」 訳注者:金谷治 

 

大学・中庸 (ワイド版岩波文庫)

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