おはようございます。keroyonです。
昨日読んだところは、孔子さまが謀反を起こしたひつ肸(ひつきつ)に仕える話でした。
それを読み、横暴な王に仕えた3人の話を思い出しました。
それがこちら。
「論語 巻第九 微子第十八の1」から。
「微子はこれを去り、箕子(きし)はこれが奴と為り、比干(ひかん)は諫めて死す。孔子の曰わく、殷に三仁あり。」
「[殷王朝の末に紂王が乱暴であったので、]微子は逃げ去り、箕子は[狂人のまねをして]奴隷になり、比干は諫めて殺された。孔子はいわれた、『殷には三人の仁の人がいた。[しわざは違うけれども、みな国を憂え民を愛する至誠の人であった]』」
うーみゅ。
- 逃げる
- 奴隷になる
- 諌めて殺される
の3択です…。
逃げるのが、一番 実現可能性が高そうだなぁ。
諫めて殺されるって、逃げないで立ち向かいすごいと思いました。誰でもできることではないよ…。
奴隷になることって、今の時代では想像ができないけど、とりあえず心とは裏腹な行動をとり、身の安全を確保したってことなのかなぁ。
たぶん、言をやさしくして、行動を厳しくして、収めようとするんだろうけど、
→論語#15<周りの理解が得られないとき> - keroyonの『続・日々精進』日記
それでも収まらない究極の状況になったときのことなんでしょうね。
こんな場面になったら困るけど、keroyonならどうする…?。
…逃げる…
逃げられなくなったら、奴隷…w
かな。
ちなみに、微子は紂王の腹違いの兄、箕子と比干は紂王の叔父だそうです( ゚Д゚;)。
ヒエー、殷の紂王って…。(>_<)
keroyonにとって、なんとなく衝撃的な一文でした。
今日はこの辺りで。
ではまた明日~。よい一日を!🍀
※出展:岩波書店 「論語」 訳注者:金谷治