ただのメモ。

悩みとグチと苦労と不幸と幸せは、気持ちの問題。それぞれに相関はないんだよ。

「悲愴」の4楽章の感想メモ

おはようございます、keroyonです。

今日はたれ流し備忘メモです。
…「今日も」ですね。いつもありがとうございます…

 

今keroyonは「悲愴」の練習をしています。「悲愴」とは
チャイコフスキー作曲、交響曲第6番「悲愴」
であってますか?

昔、この曲大嫌いでした。「3楽章でおわっとけばいいのに」なんて思ってたのです。だから全く聴く気も弾く気もなかった。

そんなある日、ある演奏会のチケットが当選して!(今もあるのね!◯芝グランドコンサートだったかな?外国の一流のオケだった。すごいよね)ご縁があってイヤイヤ聞いた悲愴。

 

…4楽章に圧倒された。
そして大好きな曲に。

 

ウニは嫌いだけど、「小樽のウニ」は大好きです!と同じ!?

そして、自分のアマオケ人生終盤にかかってきての「悲愴」のご縁。
やはりチャイコフスキーの人生が詰まってるんですよね。全楽章そうですけど、特に4楽章。
何も考えずに弾くと、私が嫌いだった演奏になるような気がするのです。そして弾いてみると…、やっぱりつまんない演奏にしかならない。…難しい…。

だから嫌いだったんだ、私。

ということで、演奏者目線で?いろんな4楽章を聴いてみた。そのメモです。

公式っぽいのはリンク貼ってます。そうじゃないのはキーワードだけで!?

*****

https://m.youtube.com/watch?v=0pwZ6ZkfQVs

名曲クラシック&ジャズより

話すように流れる演奏。フレーズごとに止まってない。セリフやり取りのように流れがあって、チャイコフスキーのお話をきいてるみたい。オケ全体の流れ大事だな。ラストはあっさり。


https://m.youtube.com/watch?v=LzjrBHOaw7c

ナクソスクラシックキュレーション#切ない

ゆっくりだと間延びして、つまらない演奏になりがち?後半は好き。結局どういう世界観を作り出すか、かも。

 

■v=voeNlxGuSeE

演奏者不明。ゆっくり系の演奏。発音に残念なところがあるけど、ゆっくり目では好きな感じ(熱い演奏系)

 

https://m.youtube.com/watch?v=mjdvYDUY8pQ

Youtubeチャンネルティーダ出版より

ブラスバンド版。弦だと弓の返しの都合の音が出がちだから、冒頭の歌い方は参考になると思った。

ブラスみたいに演奏の呼吸感を大事にしたいなぁ。…弦楽器は息入れる必要はないけど、音の出だしは息を吸いたいので、過呼吸にならんように息を吐きながら弾きたい…!?

 

チャイコフスキー悲愴 第4楽章 マルケヴィチ&フランクフルト放送響

ゆっくり系。葛藤の中盤、とても煽る。葛藤の表現なのかな、これに追随するのは大変そう。
テンポの揺れ幅と比例して情感たっぷり。好きな4楽章だ。

 

バーンスタインの「物議を醸した」らしい4楽章。まだ聴いてない。演奏時間が15分近くあり、あっさりが好きな人は低評価。表現に高評価もあり、二分された口コミにひかれ、cd購入決定。

https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B000BDJ3ZY/ref=ox_sc_act_image_1?smid=A2AJ7J6QD125PU&psc=1

181009 追記:
バーンスタインの「物議を醸した」らしい4楽章」入手して聴きました。その感想はこちらに↓。
自分と似てる人、似てない人…。 - keroyonの『精進なんてやーめた』日記

*****

時間ない…。

私としては、語りかけるようなフレーズ感とテンポが揺れてもついていける柔軟さを大切にしたいなぁ。
結局はオケの向かう方向性で決まってしまうけど、自分のしたいことを持って演奏するのとしたいことがないのでは違うのではないかと思ってます。
したいこととすることの、違う解釈もまた楽し。

自分のできることは、より精度の高い譜読みとアンサンブルができるように準備すること。

暗譜必須。

おそらく人生最初で最後の「悲愴」だから、今日の決意を忘れないようにしたい。

チャイコフスキーさんの人生を慮りながら、私も楽しんでますね♪

Keroyon

 

ふふっ、エントリだけ読むと「すごくできる人」に見えるかもしんないけど、レイトスターターだし、「オケはいいなあ、自分の失敗した音聴こえなくて!」と練習録音聴いて安心しているポンコツです。大口叩いてすみませんです、はい。