ただのメモ。

悩みとグチと苦労と不幸と幸せは、気持ちの問題。それぞれに相関はないんだよ。

変なヒトの生きる道…、隠遁か抹殺かはコワすぎる。

こんにちは、keroyonです。
〇潮45についてはもうおなか一杯なのですが、これを見て考えさせられた。

keroyon的に長いので…、ちっちゃい見出しつけときます。

きっかけ

新潮45の特集受け...小説家、翻訳家が執筆・刊行取りやめの意志を表明

 小説家や翻訳家の方々が〇潮社からの出版をキャンセルする、ツイッタまとめのような形。

 

ちなみに、〇潮社の見解はこちら。まあまあ謝罪。

 弊社は出版に携わるものとして、言論の自由表現の自由、意見の多様性、編集権の独立の重要性などを十分に認識し、尊重してまいりました。(略)
 差別やマイノリティの問題は文学でも大きなテーマです。(略)
 弊社は今後とも、差別的な表現には十分に配慮する所存です。

「新潮45」2018年10月号特別企画について | News Headlines | 新潮社

 

私の中で〇潮社はone of 出版社だから、何の思い入れもないし歴史もわからない。
今回燃え上がってどんなものかと、初めて〇潮45を手に取った次第。
確かに、見るに堪えない文章がいくつかあって驚いたけど、「そういうヒトもいるんだ」と。
私も変な考え方すること多いし、どこから変なのか、自分ではわからない。
どこから変と思うか
は、人それぞれの価値観に基づくもので、何某氏は極端な方向にぶれてるだけなんじゃないかなぁと思ったりした。

確かに、あの文章で傷ついた方がいると思うし、文章として出版するにあたり配慮がなかった点については問題視されるべきかもしれないけど…、

 

ヒトとして抹殺されるのは…。

 

ある種、ネットリンチ化してるような気がするのと同時に、
私もそのうち抹殺されるのかもと思った。
認知・思考が変な人は、ひっそりわからないように生きるか抹殺されるかの二択なの?

 

そこで考えた。

ない頭でぐるぐる考えた。考えた結果はこの呟き。

各人の主義主張は、受け入れ難くても、表明したことには敬意を払う。
作家が個人の判断で寄稿しないのもOK。
徒党を組んでの?バッシングはなし。

そろそろこのエントリ内の、身の振り方を考える時かな…

論語#18<理不尽な上司!?と部下の行動> - keroyonの『精進なんてやーめた』日記

小説家や翻訳家の方々も個人的に「〇潮社に与する」と思われたくないという気持ちは理解できる。そこは個人的に主張していいと思う。それで社が維持できなくなったら、それは〇潮社の選択の結果なんだと思う。
それはOK。

 

片側の意見だけ集めたまとめ記事とか、それにつながってるリプとか…。
それがよくわからない。
「クズ」等という言葉は、相当親しくて信頼関係出来上がってる相手なら、面と向かったらOKかもしれないけど、知らない相手にネット上で使う言葉ではないような気がして。

 

「言は弓の引き金」というのが痛いほどわかる。本当に心に刺さる。

易経#8<言・行は弩(いしゆみ)のひきがねのようなもの> - keroyonの『精進なんてやーめた』日記

 

呟きで引用したエントリ、当時の読み込みが甘かったね。

論語 巻第九 微子第十八の1」から。(略)

「[殷王朝の末に紂王が乱暴であったので、]微子は逃げ去り、箕子は[狂人のまねをして]奴隷になり、比干は諫めて殺された。孔子はいわれた、『殷には三人の仁の人がいた。[しわざは違うけれども、みな国を憂え民を愛する至誠の人であった]』」

(略)逃げるのが、一番 実現可能性が高そうだなぁ。
諫めて殺されるって、逃げないで立ち向かいすごいと思いました。誰でもできることではないけど…。
奴隷になること、今の時代では想像ができないけど、とりあえず身の安全を確保したってことなのかなぁ。

論語#18<理不尽な上司!?と部下の行動> - keroyonの『精進なんてやーめた』日記

「奴隷になるっていうことが想像できない」って書いたけど、 「奴隷になる」ってのは、本心を隠して迎合するってことだ。今回のことで気づいた。
孔子がいいたいのは、

  1. 息をひそめて生きるか
  2. 死を覚悟して考えを貫くか
  3. 本心を隠して迎合するか

その選択だ。いつ何時も問われる深い問題。

が、孔子さまは言っておられる。この究極の問題に直面する前の対処。

「先生がいわれた。『国家に道があれば、ことばをきびしくし行いもきびしくする。国家に道がなければ、行ないをきびしくしてことばは[害にあわないように]やわらげる。』」

論語#15<周りの理解が得られないとき> - keroyonの『精進なんてやーめた』日記

 

結論、

当面は上記3つの選択肢を念頭に置き、行ないをきびしくしてことばはやわらげることに精進したい。言葉はいしゆみの引き金だということももう一度心に刻みたい。

 

民主的に選ばれたヒットラーの初期ってこんな感じだったのかなぁと思う、連休最終日の朝でした。ここからどう進むかは国民の選択!?…朝から重いよー(>_<)。

keroyon