ただのメモ。

悩みとグチと苦労と不幸と幸せは、気持ちの問題。それぞれに相関はないんだよ。

毒ガエルひとり旅<その2>正倉院展

おはようございます、keroyonです。
わがままひとり旅シリーズのその2は、メイン(のはずだった!?)正倉院展

奈良に行くなら「正倉院展は行っといたほうがいいんじゃない?」ということで、平日行くという暴挙に出たのですが…。

他が充実しすぎたのと、人混みが苦手なので、keroyon的印象度は下から二番目となりました。

 

しかし。
やはり本物は素晴らしいですね!

人混みが苦手なのと、人を押しのける知識も興味もなかった私、一回り外から展示物を眺めていましたが、

「玳瑁(たいまい)螺鈿(らでん)八角箱」。すごかったです。そもそも螺鈿自体、パワーが強くて私には重いのですが、この玳瑁螺鈿八角箱は螺鈿細工のパワーにかわいらしいデザイン、美しい彩色がプラスされてて、強い印象が程よくマイルドに。「ほぉー」と感動してきました。

 

それから犀角如意(さいかくのにょい)。「如意ってなんだ?」とその場でググったら、

如意(にょい)は、僧が読経や説法の際などに手に持つ道具。孫の手のような形状をしており、笏と同様に権威や威儀を正すために用いられるようになった。「如意」とは「思いのまま」の意味。本来は孫の手の様に背中を掻く道具で、意の如く(思いのままに)痒い所に届くので、如意と呼ぶ

如意 - Wikipedia (181109引用)

もともと背中を掻く道具なの!?。形そのまんまやん!と思った途端、国宝が身近なものに感じ、ぐぃーっと私に寄ってきましたよ♪

次に手紙の類。
借用物を返せとか、税の取り立て用台帳とか、崩御した天皇のために作成された写経などが印象的で。

「借用物を返せ」の文章も、少し丁重な言葉遣いから「いい加減請求しないと、あの偉い人永遠に返さないだろうな」と、困ったちゃんの目上の人?に宛てたらしい雰囲気が出ていて(笑)。

写経も何巻にもわたり文字を写すの、大変だなと*1。時間がある時はのんびりと、締め切り近くなると残業もしたんだろうか?、とにかくお勤めのお坊さまはたくさん文字を書かれたれたんだなぁと。…当時のお坊さま方はお給料制なのかな?住み込み賄い付き?

 

など、妄想をめぐらせながらうろうろしとりました。

 

新羅に関するものもいろいろあって韓ドラ好きな私は「この時代は善徳(ソンドク)女王かな、この時代は…」と一人はしゃいでおりました。おまけに何回見ても新羅が「シルラ」にしか見えない。韓ドラにほぼやられています。

 

それからね、説明文の「〇〇に使用された可能性が考えられる」って表現が楽しかったです。「万に一、私の使ってるシーツが 1000年後に発見されて、1000年後の人たちが『テーブルにかけて食事の時に使用した可能性が考えられる』なんて紹介されるかもね。なんでもOKじゃん!」なんて考えながら歩いてた。うふふ、ポンコツなので\(^o^)/。

 

ではまた。もう少し続く(はず…)

keroyon

 

*1:般若心経の266文字でも私は最後まで集中できない…