ただのメモ。

悩みとグチと苦労と不幸と幸せは、気持ちの問題。それぞれに相関はないんだよ。

おこだでて、黒なった。

こんにちは、keroyonです。
この頃、「今」をこなすために、すごーく目標を下げてます。

その詳細?はこちら。

www.zaihamizunogotoshi.com

タスクに対する完成度の目標を下げる(既に目標値30点だから10点?10点満点かw)

 こんな気持ちで次の演奏会の仕込みをしているのですが…、昨日おこだでました。*1

 

なんだか、事故がいろいろ積み重なり…。いや、仕込まれた事故だ。なるべくして起こった。

  • リーダーのご家族の具合がよくなく、練習を欠席され、
  • 急遽リーダーの席に座った方の楽譜が、指示事項や運弓の記入がなく、
    ↑リーダーが落ち着かないとパートがまとまらないので私の楽譜と交換する。
  • そもそも私は欠席する予定だったので、1週間まったく仕込んでいなかった。
  • 指揮者の先生は、Rシュトラウスが大好き

先生が、指揮棒を投げそうになった…w。

 

今仕込んでいるのはこの曲。

英雄の生涯 - Wikipedia

技術的にもオーケストラにとって演奏困難な曲の一つに数えられており

どちらかというと、ベートーベンやブラームスがお好みのkeroyonは、Rシュトラウスは未知の世界。出会いを楽しみにする…というレベルの話ではない。

ヴィオラは「ハ音記号」という特殊な記号で、「ト音記号」と「ヘ音記号」の中間をウロウロしているのですが、この曲楽譜の半分がト音記号…w。
赤枠は「ハ音記号」緑枠は「ト音記号」。普通はこのように、

  1. ト音記号→ハ音記号になると見た目が上がり、
  2. ハ音記号→ト音記号になると下がるはずなのです。
    (表示音域がトの方が高いので相対的にね。)

↓これは1のパターン。

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緑がト音記号、赤が貼lハ音記号。同じ音を表記しています。ハ音記号の方が上に来てます。普通です。

しかしこれ。
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緑の音符の方が上に…。 

ト音記号の音符の方が、高くなっとるやん!

そこで心が動揺し、楽譜から眼が楽器から指が落ちる。そんなステキナ曲なのです。
だから100点満点だけど、さも10点満点かの如く目標を下げ、「少しでも弾けたら、また上手になっちゃうかも?!」と、認知を歪めて仕込んでいたのです。

 

ところが、先日バレてしまいました。
指揮者の先生はRシュトラウスが大好きだそうです。そしてこの曲はRシュトラウスが集大成として作曲した交響詩だそう。

再現部とコーダの前半部分に相当する。ホルンにより交響詩「ドン・ファン」のテーマが、弦により交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」のテーマが奏され、引き続いて「死と変容」「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」「マクベス」「ドン・キホーテ」など、それまでのシュトラウスの作品が次々と回想される。次第にテンポがゆっくりになり、英雄は自己の内部を見つめるようになる。

英雄の生涯 - Wikipedia (190128引用)

指揮者の先生には「この曲のここを、こう表現したい!」ってものがたくさんあるのに、入りが違う、リズムが違う…w。曲の体を成していない。
先生の名前を載せて宣伝してるし、先生のお弟子さん方も聴きに来るかも。
わざわざチケットを購入して聴きに来てくださるお客様もいる。

楽譜に書き込みがないとか製本されてないとか、マジ論外。そんなことしてあったって、音符が読めてない、入る場所がわからない、他パートとの絡みがわかんない私も、言語道断。

 

ほんとに失礼な話だ。>自戒。自戒。自戒。

そして譜面を用意してない後輩に毒を。申し訳ない。自分を棚に上げてます。
Rシュトラウスさんも天国で泣いてるよ。グスっ(>_<)。

 

寝ないでべんきょしないと追いつかないよ…いや、寝るけど。出来るところまでばんばろう。
今日から気合を入れたいと思う。。。

keroyon

*1: 

おこだでませんように

おこだでませんように