ただのメモ。

悩みとグチと苦労と不幸と幸せは、気持ちの問題。それぞれに相関はないんだよ。

軽減税率と増税が、なぜこんなにHOTなのか、あんぽんたんが考えた。

軽減税率と増税に、世の中がこんなにHOTなのか、
あんぽんたんが、小さい頭で考えた。←物理的にはデカイw

 

消費税と軽減税率のこと

消費税と食料品の軽減税率について

消費税 食料品の税率 消費税率
順位
食料品
税率順位
デンマーク 25 25 1 1
スウェーデン 25 12 1 4
ノルウェー 25 15 1 2
イタリア 22 10 4 5
オランダ 21 9 5 7
ベルギー 21 6 5 12
フランス 20 5.5 7 13
オーストリア 20 10 7 5
イギリス 20 0 7 14
ドイツ 19 7 10 10
中国 16 9 11 7
ニュージーランド 15 15 12 2
フィリピン 12 0 13 14
韓国 10 0 14 14
インドネシア 10 0 14 14
日本 10 8 14 9
タイ 7 0 17 14
シンガポール 7 7 17 10
台湾 5 0 19 14
カナダ 5 0 19 14

消費税(付加価値税)の標準税率 (2019 年1月現在)[国税庁]

付加価値税率(標準税率および食料品に対する適用税率)の国際比較[財務省]

各国のデータは2019年1月ですが、日本だけ10月です。

なぜこの20カ国か?というのは、国税庁に聞いていただくとして、とりあえず消費税率としては、20カ国中14位。そんなに高くない。

 

な、なんとデンマークは高止まり。食品も否応なしに25%。ダントツです。
日本は8%で軽減税率導入してよかったんじゃない?

 

この中で唯一行ったことがある、スウェーデン。

 

スウェーデンでは、

教育費は大学まで含めてすべて無料。医療は18歳以下は無料、成人も自己負担が年間で最大900クローナの診察料(約1万3000円)、1800クローナの薬代(2万5900円)と安く抑えられている。前編で見たように安心して介護を受けられる体制も整っている。

(略)

具体的には例えば、消費税は25%。現在の日本の3倍の負担だ。ただし軽減税率も導入されており、食料品や宿泊費は12%、公共交通、書籍・新聞、コンサートやスポーツのチケットなどは6%となっている。

消費税25%でも、相続税はナシ! ゼロからわかるスウェーデン「超合理的な社会」のしくみ(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

 

なんだか。

学費は大学までタダで受けられ、一年分のノートや文具も支給される←コレはスウェーデン人から聞いた。医療費も限度あり。

でも、いいことばかりじゃない。会社研修でスウェーデンに行った同僚、お腹が痛くなったから病院に行くと、「そんなの薬局で薬を買って」と追い返されたそう(笑)。

 

わかりやすいよね。

 

税金が高い!といえば、「このサービスなくなりますがいいですか」
このサービスを受けたいといえば、「税金が高くなりますよ」

 

ここの対話がきちんと出来てるから、納得して税金を払うことができる。

宿泊費は12%
公共交通、書籍・新聞、コンサートやスポーツのチケットなどは6%

「文化芸術に親しんでほしい」っていうのがよく分かる。こういう主義主張はわかりいやすいね。

もちろん、いいとこばかりじゃない。ストックホルムには失業者がたくさんいたし、裕福とはすこし違う印象だった。けれど、なんだかそれなりに生活できてて、ホテル職員の大きな笑い声がとても印象的だった。

 

本当に追求すべきは

消費税の10%はそんなに高くない。
それよりも、本当に注目すべきは、2点だと思う。

 

食品の軽減税率

アジアの中では、軒並み食料品は非課税が主流。いいねーw。
でも本当に生活必需品だから、そこから税金とってる場合じゃないかも、と思うのです。

その中で、食料品の軽減税率は、9位/20カ国と、わりと上位。8%にしたときって、「10%+軽減税率」か「一律8%」か、の議論だったね。あの時に軽減税率入れとけば、食料品は5%で止まってたかもしれない、と思うのは私だけカナ?

 

ま、8%で止まればヨシとしよう。

 

市民の理解

一番まずいのはここじゃない?市民の理解。

税金が高い!といえば、「このサービスなくなりますがいいですか」
このサービスを受けたいといえば、「税金が高くなりますよ」

納税に納得してないから、1円でも節税しようと躍起になる。
ドラッグストアで買う薬と、病院でもらう薬で、値段が違うから医療費を使うことになる。

 

納得できる納税ってなに?

 

ここが大切なんじゃないかなぁ。ここを皆で議論する必要があるんじゃない?

 

keroyon