ただのメモ。

悩みとグチと苦労と不幸と幸せは、気持ちの問題。それぞれに相関はないんだよ。

感謝と謙虚だけじゃ、ご飯はたぶん食べれない。

もちろん、感謝と謙虚は大切です。
でも、というお話です。

 

私は今「比較認知科学」を勉強しています。
おさるさんや、犬など、ヒト以外の認知や行動から、ヒトの心の動きを探ろうという学問です。

 

その中で紹介された研究で、
「おさるさんは『あざむき行動』をするか」という実験が紹介されていました。

 

おさるさんを2匹連れてきて、

  • 1匹(おさるA)には、研究員が運動場の何処かにエサを隠すところを見せる
  • もう1匹(おさるB)には見せない

状況で、2匹を運動場に放ち、彼らの行動を観察、データ取りしたものです。

 

  1. おさるAは、何回かは、直接エサに向かい、エサをGETします。おさるBは、当然エサが取れません。

  2. するとおさるBは、おさるAの行動を観察し、隠し場所を予測して先回りし、エサをGETできるようになります。

  3. エサが取れなくなった、おさるAは、まずエサのない隠し場所へ向かい、おさるBをその場所に引き付け、Bがエサを探している間に、本当の隠し場所へ向かい、エサをとるようになりました。

  4. おさるAの「欺き行動」を学習したおさるBは作戦を替え、おさるAの後を執拗に追い、おさるAがGETした手からエサを奪うようになりました。

 

りっぱにあざむき行動をし、そのあざむきへの対策まで考え、実行しています。

そのくらい頑張らないと、ご飯って食べれないんだろうなぁ。
おさるさんのほうが、やる気あるなと、挫けてしまったKeroyonでした…。

***

もう一つ思い知ったのが、

  • お返ししてくれない相手には冷たくする のは普通なのだが、
  • 良くしてくれる相手にこびない 

ってのもあるようです。

 

もとい、表現に語弊がありますね。「統計的に有意差がない」ということです。
正確に言い換えると、

  • お返ししてくれない相手には冷たくする のは有意差があり、よく見られる行動
  • 良くしてくれる相手にこびない ってのは有意差がない。
    →こびる場合もあるけど、こびない場合もあり、関係性があるとは言えない。

この2項めになんかガーンとショックを受けた。

これは、犬の授業だったかな、でも犬に限らず、いろんな動物にこういう傾向があるらしい。

 

私の行動をデータ取ったら、おそらく二つ目も有意差が出る。安易に人を信用しすぎるということだ。

 

無防備に他人を信用するなということだ。
私は動物以下だった。

***

 

食べていくってそういうことなんだろうなぁ。

 

 

車の中で耳だけで聞いてるから、あまり勉強になってないし、勘違いもあるかもしれません。勘違いだったら申し訳ありません。

 

ということで、年齢的な問題と環境的な問題と性格的な問題で、いろいろ路頭に迷っているのでありました。

 

keroyon

 

この勉強法では、中間レポートはさんざんだったのだ。試験も…おぉぉ(涙)。

放送大学 授業科目案内 比較認知科学('17)

 

8月になったら、モンキーセンターの応援Tシャツを着て、モンキーセンターに行こうと思います。あのTシャツをきて、チンバンジーの前でたたずんでいる、変なカエルをみつけたら、そっとしておいてください。

日本モンキーセンターの逆転戦略<Tシャツを買って応援する!> - keroyonの『続・日々精進』日記