そんなことが書いてあったような気がする←ソース探せ!
***
あった。
「賢明な勝ち方とは、敵を徹底的に痛みつけないことである」
<兵を用(もち)うるの法は、国を全うするを上となし、国を破ることはこれに次ぐ>
訳:戦争の仕方というのは、敵国を痛めつけないで降伏させるのが上策である。撃滅してしまうのは次善の策に過ぎない。
作者解釈
敵を叩き潰して抵抗力を破壊すること、これが勝つことだという通常の理解からすれば、孫氏のこの下りは、はなはだ奇異に聞こえるかもしれない。だが、こういう考え方こそ「孫氏」の「孫氏」たるゆえんなのである。
では痛めつけないで降伏させることがなぜ上策なのか。
第一に、痛めつけ、叩き潰そうとすれば、そうはさせまいと、相手も激しく抵抗してくる。したがって、どんなにうまく戦ったところで、味方の方も相当の損害を覚悟せざるをえない。
それは賢明な戦い方ではないということだ。
第二に、今日の敵が明日は味方となって、ともに第三の敵と当たることになるかもしれない。ともすれば、今現に戦っているからと言って、徹底的に痛みつけてしまうのはいかにも得策ではない。むしろ相手の戦力を温存しておくほうが、長い目で見れば得策だということになる。
次の項もいいね!
なぜ惨めな勝利よりも『利口な敗北』のほうがいいのか?
<百戦百勝は善の善なるものにあらず。戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり>
訳:百回戦って百回買ったとしても最善の策とは言えない。戦わないで敵を降伏させることこそが、最善の策である。
作者解釈
要するに、軍事的な勝利よりも政治的な勝利を目指せ、ということだ。(中略)
では戦わずして勝つとは、どういうことか。つぎの2つのことが考えられる。(1)外交交渉によって相手の意図を封じ込める
(2)謀略活動によって相手を内部崩壊に導くこの2つを成功させることができれば、たしかに軍事行動に訴えるよりも、少ない費用、少ない労力で目的を達することができる。これが「戦わずして勝つ」ことの第一のメリットである。
守屋洋著 孫子の兵法がわかる本 三笠書房・知的生き方文庫 P 63-66より引用
※漢字・送り仮名など変わってます。申し訳ありません。
…もう古い本だから1円…。
***
ここまでのことはあんぽんたんの私は考えられないけれど、
当事者以外の、周囲のヒトの血が流れるのは嫌だなぁ。
ということで、「まあまあな線でまあまあ行ければいいんじゃない」と思ってしまう。
争いを選択することもできそうだけれど、
子どもたちが悲しい思いをするのは、本意じゃない。
それに私なぞ、完璧のかの字もないわけで、私に否がないはずがない。
周囲みんなの幸せが、私の幸せでもあるはずだから…🍀
keroyon
お題「今日のよかった(^^)」 #242
「よかった1000記事」まであと758 記事
そういえば。
いままでは「話が通じないのは、私の理解力が至らないせい」だったのが、私が折れなくなったために、コミュニケーションのギクシャク加減は笑えます。^^;
笑顔の温度はマイナス5℃…ははは…ははっ…は。