おはようございます、keroyonです。
先日映画「終わった人」をみてきました。
はじめは、定年後のおっさんの身の振り方を模索するコメディかと思いきや、後半は夫婦関係の問題や、これからどうしようみたいな、シリアスなお話でした。
前半、後半のテーマの展開や、ところどころに散りばめられたユーモアに笑わされたり。
軽めで後味さわやかな映画でした。
そもそも主人公は、「東大法学部卒業、有名銀行を定年退職」の肩書で退職後、IT会社の顧問になったり、地元の高校の友人から経理を手伝って欲しいとか…、
全然「終わってない」よー?
たしかに仕事一筋の有名企業のサラリーマンが退職して、これからの人生どうしようと葛藤するのは、現実的かもしれない。その状況を受け入れ、いろいろな同級生の話を聞き、生き方を見つけていくプロセスは、あるあるなのかな。
どう考えても「東大卒業して銀行を定年退職」の時点で、私には共感するには難しい、遠い話だったです…。
どうも心の片隅に「なんだかんだ言っても高学歴の勝組」という、ひがみ根性が…(>_<)。
奥さんもあの年で開業するって、借金しないからいいのかもしれないけど、自分以外のスタッフを2人も雇って、やっていけるんかいな?
将来はお店を若い子に継いで、オーナーになるつもりなのかな?と、設定にはない話の続きを勝手に想像してました。
舘ひろしや黒木瞳、広末涼子と田口トモロヲなど役者方は、いい味出してました。
「中年の危機の乗り越え方」という観点で、みる価値ありです。
keroyon的には「鋼と羊の森」や、「空飛ぶタイヤ」もみたいなー♡と、密かに企んでます。
ではでは。