ただのメモ。

悩みとグチと苦労と不幸と幸せは、気持ちの問題。それぞれに相関はないんだよ。

「G線上のアリア」の秘密。

こんにちは。今日もネタ切れkeroyonです。
なにかネタないかなぁと、運転中、仕事中…ずっと考えておりました(+_+)。

 

 

 そういえば!
クラゲ化計画のヤノユウさん(id:yanoyu22)と、こんな会話をしたことを思い出しました。

 

そうなんです。有名どころなので、遊びで弾いたりするのですが、「ま、いいかー」とG線以外も使って弾いてました。

それでも、一応罪悪感いっぱいなんですよ。こっそりわからないように隣の線で弾く。
だって名前が「G線上の…」じゃないですか。

 

誰だー。こんな名前つけたの。一生怨んでやる!
でも、「たまにはD線つかっていいアリア」じゃぁね~(>_<)。
かっこ悪すぎる…。

 

でもね、昔テレビで見た「コレギウム・ジャパン」の演奏で、「G線つかってなかったなー」と思い出し、調べてみました。

 

コレギウム・ジャパンの演奏はこちら。

www.youtube.com
あれ?全然G線じゃない。いきなりE線っ!?

 

そしてさらに調べてみました。
そしたら、どうやらこの演奏 ↑ と、「G線上のアリア」は、別物らしい。

 

原曲はバッハの管弦楽組曲第3番のアリアですが,ウィルヘルミという人が、ヴァイオリン独奏用にハ長調に移調してG線だけで弾けるようにしたものです。 

 G線上のアリアの弾き方について 教えて!gooより(18/4/2引用)

 

そうなんだ。確かに「管弦楽組曲3番のアリア」のバイオリンの楽譜は、ニ長調。↓
f:id:zaihamizunogotoshi:20180402173322p:plain

 

G線だけで弾けるように、編曲しなおしたものを「G線上のアリア」というんだね。


さらに調べてみたら、まったく同じことを考えてらっしゃる方がいて…、

blog.goo.ne.jp

すばらしい!!
こちらのサイトには、ニ長調のアリアとハ長調のアリアの演奏リンクが貼ってあり、聞き比べができます。
ぜひこちらを訪問して聞き比べてみてください。だいぶ感じが違いますね。

 

まてよ。これじゃ、私のエントリー、パクリじゃない…(>_<)。

 

でもよく考えよう。この方はピアノ専門の方だ。

せっかくだから、弦楽器目線でもう少し考察してみよう!ということで、
ヴィオラを出して弾いてみた。

 

ヴィオラにもヴァイオリンとおんなじ、G線があるんだよ♬。

ヴァイオリンは低い方からG線(ソ)、D線(レ)、A線(ラ)、E線(ミ)
ヴィオラは低い方からC線(ド)、G線(ソ)、D線(レ)、A線(ラ)

G線からA線までは、まったく同じ高さの音がでるんだね。

 

さっきの楽譜をハ長調に読み替えて、音をとる。

そして、一番音がとりにくい最高音を探してみた。これ。

f:id:zaihamizunogotoshi:20180402174845p:plain

ニ長調でドだから、ハ長調ならこの音はシ。

G線で弾くなら、最低でも第6ポジション、できれば第7ポジションで薬指でとりたいところですね。クライマックスだし。

 

第7ポジションまででてくるなら、ニ長調のままでは弾けないなぁ。
ちなみにポジションというのは、左手のひじの場所です。
基本は第1ポジションで、一番ボディから遠く、弾きやすい場所です。

ヴァイオリンのボディに近づくにつれ、第2、第3と数字が増えていき、難易度が高くなるんですね。

 

ちなみに第7ポジションの画像を探していたら、こんなサイトが。

https://バイオリン上達.com/140ontei/3-37seventh.html

このサイトによると、
「ここ(第7ポジション)まで取れたら音大生レベル」だそうです。。。

 

ということで、結論。

G線上のアリア」をG線で弾けるのは、「音大生以上レベル」!

 

keroyonレベルならD線でOK!
よかった。これからは、胸をはってD線を使えます。

 

たわいもない会話から、とっても深く「G線上のアリア」を知ることができました。

 

あの時一緒にお話ししていた、ヤノユウさん、夜宵(やよい)さん (id:Yayoi_F_0764)、どうもありがとうございました。

それから、またまたくだらない趣味の話に、最後までお付き合いくださった読者の方々、どうもありがとうございます。

 

では、また明日はどんなネタにしようかなぁ。
一つ書いては悩み、一つ書いてはまた悩む。

みなさまのコメントやブクマ、お星さまにより、keroyonは悩ましいけどなんとか記事を書くことができます。

今後とも、なにとぞよろしくお願いいたします🍀🍀🍀