ただのメモ。

悩みとグチと苦労と不幸と幸せは、気持ちの問題。それぞれに相関はないんだよ。

Into the Wild<11月のDVD鑑賞>

おはよございます、keroyonです。
わっとさんが、私のエントリを読み一休寺に足を運んでくださったようで。本当にうれしいです。ありがとうございます。

私よりずっと深くレポートしてくださっていて、私も「ふふふっ」と振り返っていました。とんちロードの電信柱の看板は、行きしな帰りしな、両面貼ってあったのは気づきましたでしょうか?

www.watto.nagoya

 

さて。

DMMポイントでDVD鑑賞を毎月のイベントにしてるkeroyonですが、今月は「Into the Wild」を見ました。この映画を知ったのはこちらのエントリです。

Into the Wild ( 写真 ) - 幡野広志のブログ - Yahoo!ブログ

幡野広志氏は、最近はお子さんと環境に関する呟きが多いのだけれど、写真家で狩猟家(生きるためだけの狩猟しかしない)で、今はがんとも闘いながら本当にActiveに活動されている方。

この方の写真は自然と一体化していて、本当に清々しい。
自然を写真で切り取ると、スケールが小さくなってがっかりすることが多いんだけど、この方が見てる世界がとてつもなく大きいんだろうな。

私が心病んだときにこの方のブログしか読めない時もあって、この方が狩猟を始めたきっかけでもある、この映画を一度見たいと思っていたのでした。
↓この時。

…黒がデフォだった。 - keroyonの『精進なんてやーめた』日記

 

DVDの返却期限が近いから、(半分眠りながら)追われるようにみたのですが、どうも気になり、もう一度見たいチャプタ(結局「初め」から…爆!)から、見直しました。
二度目はほぼ正座状態。「考えさせられた」というより「深く感じ」させられた。

***

主人公は賢い23歳前後の男性。体裁にこだわる父と父の要求を満たせず暴力を振るわれる母。その暴力を見て育つ自分と妹。親への葛藤を常に抱え、見た目や建前に支配された社会から逃避する主人公。
文明の中でしか生きられないヒト、ヒトとの関わり合いの中で変わっていく親と自分。

本当に心に沁みました。
劇中で取り上げられた、トルストイの「家庭の幸福」。自分でも読んでみたい。

私は長いこと生きてきた。幸福のために何が必要かわかった。田舎での静かな隠遁生活だ。人々の役に立つこと、人に良くするのは簡単だ。人、みな親切に慣れていないから。人の役に立てる仕事をすること。それから自然、書物、音楽、隣人への愛、それが私の幸福の概念だ。そして最も必要なのは、きっと人生の伴侶、子どもへの愛だ。他に何を望めよう

※正確ではないかも。

私の求めてるのも、ぼわっとこんな感じ。

keroyon

 

 

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