渡辺篤氏、ひきこもりからの脱出。もう5日も経ってますが…。「雨ニモマケズ(singing in the rain)」atBankART Station+R16スタジオ
おはよございます、keroyonです。
渡辺篤氏、ひきこもりから脱出されました。脱出されたのが3/16(土)の夕方だったので、かれこれ5日も経っていますが、備忘のためにUP。
ちなみに展示は24日(日)まで行われています。彼の、作品にかける想いを感じることができそうです。お時間のある方はぜひ。
まず、このパフォーマンスの概要はこちら。
zaihamizunogotoshi.hatenablog.com
渡辺篤氏を始めてみたときのエントリはこちら。
絶句…渡辺篤氏「アイムヒア プロジェクト」の紹介をTVでみて。 - keroyonの『精進なんてやーめた』日記
私は結局行けなくて、ライブビューイングも見れなかったのですが、twitterでいろいろな方が動画や写真をUPしてくださり、迫力を間接的にでも感じることができました。
コンクリートに引きこもる前に【ラジオ日本「ホッと横浜」】でこの企画について語っていたのがこちら。21日まで聞くことができるそうです。
【ラジオ日本「ホッと横浜」】
— 渡辺 篤/Atsushi Watanabe (@nabe_chan_) March 19, 2019
現在開催中「雨ニモマケズ」展(3月24日まで)での自作について、パフォーマンス決行直前のタイミングで受けたインタビュー。3月15日に放送された分の録音です。コンクリートの箱の中で聴いてたよ。https://t.co/BabNpn15Ix
21日以降は聞くことができないので、要約を文字起こししてみます。
コンクリートの素材で畳一畳の素材をつくり、飲食排泄その中で済ませるようにして1週間過ごします。
僕は足掛け3年ひきこもってましたが、最近はその様な生活から遠ざかっているので、この7日間の生活は、かりそめであってもそういう世界にいき、引きこもりの人たちの聞けない声を聞き、気持ちに寄り添いたい。
中でどの様な生活をしているかは、引きこもりの人が生活を見せないように僕もあまり見せません。
食料などは持ち込むので問題ないです。換気も大丈夫です。
仏教の過酷な修行に近いものがあると思っていて。
引きこもるということは、修行に似た、生産的に何か得るものがあるのではないか、とも感じています。
見に来てくださる方には、社会から孤立している人、ここへ来られない人のことを想像して欲しいと思います。
たしかに比叡山延暦寺に伝わる、千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)の中の堂入りはもっと大変そう。
堂入り
入堂前には行者は生き葬式を行い、無動寺明王堂で足かけ9日間(丸7日半ほど)にわたる断食・断水・断眠・断臥の4無行に入る。堂入り中は明王堂には五色の幔幕が張られ、行者は不動明王の真言を唱え続ける。毎晩、深夜2時には堂を出て、近くの閼伽井で閼伽水を汲み、堂内の不動明王にこれを供えなければならない。水を汲みに出る以外は、堂中で10万回真言を唱え続ける。
千日回峰行 (比叡山)「堂入り」 - Wikipedia (19320引用)
そして、脱出されたときの動画。
《七日間の死》(2019)
— 渡辺 篤/Atsushi Watanabe (@nabe_chan_) March 19, 2019
生放送をした定点カメラ映像
7日間のうち最後の1分間。
展示は3月24日(日)まで。https://t.co/iEC3SZDgzt pic.twitter.com/sOEBboSbaj
…やはり、行きたかったなぁ…。
ご報告おしまい。
どうも告知しておいて、そのままでは気持ちが悪かったので。
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keroyon