ただのメモ。

悩みとグチと苦労と不幸と幸せは、気持ちの問題。それぞれに相関はないんだよ。

易経#7<分不相応な待遇と周囲の不満…>

こんばんは。keroyonです。
さてさて、今日中にUPできるでしょうか~という時間になってしまいました。

どうしても、夏になると日が長くなるせいか!?、日とともに早く起きちゃったり、寝不足で昼寝(夕寝?)しちゃったりして、生活のリズムが崩れちゃうkeroyonです(>_<)。

 

今日は易経です。 繋辞上伝第8章 から。*1

 

「子曰く、(略)負い且つ乗る、寇(あだ)の至るを致す、と。
負うとは小人の事なり。乗(じょう)とは君子の器なり。小人にして君子の器に乗れば、盗これを奪わんと思う。上(かみ)慢にして下(しも)暴ならば、盗これを伐(う)たんと思う。…(略)」

 

「(略)易の解卦六三に『荷物を背負って馬車に乗れば、強盗のやってくるような結果を招く』とある。
荷物を背負うというのは、身分賤しき者の仕事である。乗りものというのは本来身分貴い者の用いる道具である。下賤の身で貴人の道具に乗っていれば、いかにもそぐわぬさまであるから、盗人はそれを見て、その馬車を奪おうと思う。
乗りものは爵位のたとえである。分に過ぎた地位におると、他人にその地位を狙われる意味。
国の最も大切な道具である爵位を、支配者がいい加減にばらまいて、臣下がその結果横暴なふるまいをするようになれば大盗賊がその国を伐とうとするであろう。さきのは禍個人の身に止まるが、こうなれば国に禍いが及ぶ(略)」

 

…そういう心のしくみなんですね…。

keroyonはしがないパートだから、仕事上人員配置を決めたり、部下の出世をどうこうするような経験はないのですが、逆に、人に仕えるパートだから、分不相応な対応をいただくと、周りの人から反感をかったりするかもしれないし、『謙虚な態度が大事だなー』と、改めて思いました。

 

また、仕事以外でも、町内会やら、子供会やら、ボランティアやら。
周囲の人と協力し合って行動するときには、作業をしていただく立場になったりすることも…。
そのときには、「支配者がいい加減にばらまいて、臣下がその結果横暴なふるまいをするようにな」らないよう、心に刻みたいと思いました。

 

人の上に立つって、大変なことです…。
もしかしたら、これが組織をうまく回す秘訣なのかも。…コレダケデハ、 ナイト、オモイマスガ…

 

やっぱり、日付を超えちゃいましたね。また、投稿日、編集しなくっちゃ(*´▽`*)。
ではまた明日~。今日も一日、がんばりませう🍀🍀🍀。

 

 ※出展: 本田濟 著 「易」 朝日選書

 

易―中国古典選〈10〉 (朝日選書)

易―中国古典選〈10〉 (朝日選書)

 

*1 第7章と書きましたが、第8章の間違いでしたので訂正します。(17/08/05)

大学#4<こころの目>

こんばんは。keroyonです。スマホからUPの2回目です。明日の朝、再編集するつもりで、期待しないで書いてます。

 

今日はおもいだしたように、大学です。 「大学 第三章」から。

 
「謂わゆる身を脩むるはその心を正すに在りとは…(略)…
心 焉(ここ)に在らざれば、視れども見えず、聴けども聞こえず、食らえどもその味を知らず、此れを、身を脩むるはその心を正すに在り、と謂う。」
 
 

私、「心ここにあらず」っていう状況に、よくなります。

 
■忙しくて、テンパった時
■嫌なことを言われたとき、されたとき
■なにをやってもうまくいかないとき
などなど…。
 
こんな、「心がない」とき、
 
「視れども見えず、聴けども聞こえず、食らえどもその味を知らず」
 
…ナンデ、ワカッタノー…
そう、まさにそうなのよー。私。
 
だから、身を脩むる必要があるんだなと。
だから、温故知新プロジェクトしてるんだな!と、
 
再認識した、一文でした。
 
身を脩むることができてるかは、別として、なるべく心を失わないようにしたいなーと思う、keroyonでした。
 
久しぶりに、スマホから書いてみたら、とても辞書が賢くて、意外といいかも!(#^.^#)
 
ではまた明日。ごきげんよう〜🍀 
 
※出展:「大学・中庸」 金谷 治 訳 岩波書店
 
…変なフレームも削除できない?明日直します。見づらくてすみません。(17/8/3)
…表示の確認・修正しました。(17/8/4)
 

 

大学・中庸 (ワイド版岩波文庫)

大学・中庸 (ワイド版岩波文庫)

 

 

 

易経#6<あけない夜はない!のだ>

こんにちは。keroyonです。今日は昼下がりの午後、こんないい時間に、まったりブログってます。
しあわせです~🍀。

 

で、「易経 繋辞上伝」から、今日のひとこと。いや、ふたこと か。

 

まず、

「聖人は卦を設け象を観(み)、辞を繋(か)けて吉凶を明らかにす。剛柔相い推して変化を生ず。」

 

「古の聖人は(略)宇宙の変化、人生の転変を打つすべく、卦爻を設け、卦爻の示す象徴を観察し、さらに(略)卦爻にことばを附して、未来の吉凶を明らかにした。かくして作られた卦爻の剛柔は互いに推移して、変化を生ずる。すなわち剛極まれば、変じて柔爻とあり、柔極まれば、変じて剛爻になる。(略)」

 

もう一つ、

「是の故に吉凶とは、失得の象なり。悔吝(かいりん)とは、憂虞(ゆうぐ)の象なり。変化とは、進退の象なり。剛柔とは、昼夜の象なり。六爻の動きは、三極の道なり。」

 

「(略)吉凶というのは、事のよしあしの象徴である。悔吝というのは、凶とまではゆかぬが、憂いおそれの生じるであろうケースを象徴する。悔は後悔、はじめ悪くてあとはよくなる。吝は羞恥すべきこと、はじめよくてあと悪くなる。吉凶悔吝の四つは四季のごとく循環してやまない。(略)」

 

 

なんか、ついていない時ってありません?

くうきが悪いっていうか、何やっても裏目に出るとか、なにかとうまくいかないことがいろいろと続くと…、

 

『もー、私なんて、なにやってもダメだ。
生きてない方が世の中の為になるんじゃない?
生きてる価値ないんじゃない…(>_<)』

 

て、なることもありました。

 

ここから復帰するのって、結構しんどい。…トキニハ、ビョウインニ、イッタリ…

だから、ここまで行きつく前に、もう少し考え方を変えた方がいいと、経験上、考えるようになってきました。

 

だって、『剛柔相い推して変化を生ず・吉凶悔吝は四季の如く循環』するんだから。

 

しんどい時には、

「今が最悪なんだから、これ以上しんどくなることはない。
明けない夜はない。今を何とかしのげばなんとかなる」

と。

 

なんとか生きてます。
いやー、ずいぶん☆あっけらかんっ☆と、明るく、図太く?生きれるようになったかも。

 

日々、精進です。
ではまた明日~。今日もぼちぼちがんばりましょう!ね!🍀🍀🍀

 

 

 ※出展: 本田濟 著 「易」 朝日選書

 

易―中国古典選〈10〉 (朝日選書)

易―中国古典選〈10〉 (朝日選書)

 

易経#5<単純に生きよう!?-易なれば知り易く、簡なれば従い易しー>

 

おはようございます。keroyonです。
昨日は、夜ブログを書いていたら、今日になっちゃったのですが、昨日の分として、投稿日時を編集してみました。…ベンリデスネー。

 

で、気を取り直して、8月入ります。( `ー´)ノ。

ばばばっと易経を読んで、初めて心に引っかかったこの一文です。

 

「易なれば知り易く、簡なれば従い易し。知り易ければ親あり。従い易ければ功あり。親あれば久しかるべく、功あれば大いなるべし。久かるべきは賢人の徳、大いなるべきは賢人の業。」

 

「人間の行ないも、乾のように易(たやす)く、しぜんであれば、その心は(略)何人にも知り易いものとなる。またその行いが坤のように簡であれば、その命令は(略)要を得、万人これに従い易い。その心が知り易ければ、(略)親しむものが自然と多くなるし、その命令が従い易いものならば、協力者が多いから功績が挙がる。人に親しまれれば、気概を加えられる惧(おそ)れがないから、永久に存続できる。

功績が挙がれば、周囲の人悦服してますます大きくなりうる。これらは常人には不可能なことで、賢人すなわち常人に賢(まさ)る人に於て始めて可能である。

すなわち永久に存続し得るのは、賢人としての徳があればこそであり、大きくなるのは賢人としての業である。

徳は得、内に体得したもの、剛は外界に発展した事業。この一説は人が乾坤の道に法(のっと)れば賢人に至りうることを述べた。」

 

賢人と常人の違いは、あまりよくわからないけど、とりあえず『ぶれなくてわかりやすい信念』が、『その心が知り易』く、『その信念に従い、わかりやすく行動すること』が、『周りの人の理解につながる』のかなー

なんて、解釈しちゃいました。

 

ここんところ寝不足で、仕事に<とりあえず行った>感じだったんだけど、プロとして失格です。
今日は、ベストな効率!?が出せるように、少し横になってから出勤しよう。うん。
自分の信念を裏切らないように。

 

やる時はやらないとね。とりあえず、すこしおやすみなさい~

 

ではまた明日~。よい一日を!🍀🍀🍀

 

 

 ※出展 著:本田 濟 「易」 出版社:朝日選書

 …タイトルを変更しました。(17/08/06)

易―中国古典選〈10〉 (朝日選書)

易―中国古典選〈10〉 (朝日選書)

 

易経#4<陽と陰、乾と坤>

こんばんは。keroyonです。
珍しく、こんな夜になってしまいました。おばんです。
お忙しいところ、ご訪問くださり、ありがとうございます。

 

夜もいいものですね~♪

 

易経の繋辞伝をすこーしずつ読んでます。まだまだ知らない世界なので、
世界観というか、雰囲気というか、文章の作りというか…
その辺の把握から?って感じで、本当に前に進みません…。

 

今日は、基本の卦「乾と坤」です。

乾(けん)…イツモ、カン トマチガイマス…

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坤(こん)

f:id:zaihamizunogotoshi:20170905083348j:plain

です。…ペイントデ、カイテミマシタ。

 

「乾は大始を知り、坤は物を作成す」

 

「(略)天地自然の変化の根源を…(略)…乾坤の徳に求める。
乾は偉大なる創造、万物の始まりを司どり、
坤は乾を輔(たす)け、乾の創生に引き続いて万物を作り完成せしめる。(略)」

 

も、一つ。

 

「乾は易を以て知(つかさど)り、坤は簡を以て能くす。」

 

「乾の働きは、それ自体が、健ー創造的ーであり(乾象伝)動いてやまない。
…乾のつかさどる創造ということも、何ら阻害されることなく、容易に果たされる。
つまり易きを以て大始を知(つかさど)る。

一方、坤の徳は順であり(坤象伝)、静的、受動的で、その能くするところは、ただ乾に従い輔佐するだけで、自発的に行動することはない。その流れるような順応性を簡ー簡易・簡約ーとよぶ。
坤が万物の作成を成しえるのはこの簡の性格による。

乾について知るといい、坤について能くすというのは、自発的な行為と結果的効用の差である。」

 

基本は、陽と陰なのね!
なんだか、人の性格もこの交じり合いのようなきがします。
人によっても、陰陽性格が異なるんだけど、同じ人でも、時によって、陰陽の交じり合う比率!?が変わってくるような気がしてきました。

 

あと、なんとなく陽がよくって、陰が悪い感じがするんだけど、
最近、そうでもない気がしています。

 

陽が強すぎて、気持ちばっかりイケイケでも?体が疲れちゃうし、
陰が強すぎると、身体は楽なんだけど、気持ちが沈みすぎて、生活に支障が…( ゚Д゚)。

 

上手にバランスを取りつつ、生活したい。
めざせ!?「生活満足度向上委員会」。

 

む?だいぶ、易経に染まってきたかな?
そして、悪い空気の時は、それを集めないように、気持ちを切り替えて。

 

あらら、もう明日になっちゃいました。今日もぼちぼちがんばりませう~🍀。

 

 

 ※著:本田 濟 出展:「易」 出版社:朝日選書

 

易―中国古典選〈10〉 (朝日選書)

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