ただのメモ。

悩みとグチと苦労と不幸と幸せは、気持ちの問題。それぞれに相関はないんだよ。

ベートーベンの交響曲6番「田園」に思うこと。苦悩の受容。究極の安らぎじゃないかと。

おはよございます、keroyonです。
久しぶりに音楽ネタです。妄想爆裂シリーズです。

ネタ的に音楽のことを書いたのは、10/15のこの記事。これも中身はあんまりない。

www.zaihamizunogotoshi.com

 

ベートーベンの交響曲6番「田園」を今勉強してます。

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この曲は5番「運命」の次なんだけど、「運命」のあの特徴的な「ダダダダーン」は、耳の聞こえなくなってきたベートーベンの、「悪魔が扉を叩く音」と言われてる。

  • 扉を開くと「苦悩による挫折」があるから扉を開かないように頑張っているのか
  • 扉を開いたから「苦悩の受容による安らぎ」にいきつけたのか

どちらかはわからないけど、少なくとも「運命」の3楽章で苦悩の受容、4楽章で苦悩を乗り越えたことへの喜びが表現されてる。*1

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その次の6番。ベートーベンによる表題「田園」が付されてる。切れ目がなくてわかりにくいけど、5楽章構成。ベートーベンのチャレンジ感満載です。今でこそクラシックは「古い」かもしれないけど、その当時の流行りから考えると、モーツァルトもベートーベンもチャイコフスキーもマーラーも、その当時から考えると想像を超えるような新しいことを始めてて、そういう意味では革新的なんだよね~。

運命とは違って、冒頭から幸せなフレーズです。そして嵐がきて嵐が去る。←単純です、要約しすぎ。

でね、嵐が去ったあとの最後のフレーズ。sotto voce(ソットボーチェ)って書いてある。「ささやくように」っていうことだけど…。

もっとささやきたいのよ。私。

4楽章の嵐が去って幸せな情景が戻ってきた。雨降って地固まるじゃないけど、「人生いろいろあるけど、生きててよかった!」っていう喜びの表現も終わって、「ふっ」と息をつくところ。

…みんなうるさいんだよ。白丸(の音符)でボーッと弾いてんじゃないよ。木管のメロディとか全然耳に入ってないだろ!(怒)

 

オケってさ、一人でppしたって、それは全く意味がない。誰かがボーボー弾いたら、一人のppとか聞こえないでおしまい。

だから上手いオケはppの表現が上手い

…とかいいつつ、指は全く回ってません…(爆)。
今日も元気に練習に行ってきます。

 

私の持ってるCDはなかったから適当に貼りました↓。

ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」、第8番

ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」、第8番

  • アーティスト: ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団バーンスタイン(レナード),ベートーヴェン,バーンスタイン(レナード),ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2012/05/09
  • メディア: CD
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keroyon

*1:交響曲5番「運命」は、気持ちが濃縮されていて、演奏時間短いけど本当に疲れる…