ただのメモ。

悩みとグチと苦労と不幸と幸せは、気持ちの問題。それぞれに相関はないんだよ。

大量の薬を目の前にして。

どうも家族の容態が微妙なので、病院へいった。

 

 

内科か耳鼻科か迷った。

 

内科の方が近い、すいている。行きやすい。
耳鼻科は数が少ないのと、季節柄チョーこみ。Web予約を取ろうとしたら「25日以降で」とお願いされた(-_-;)。

 

でも、鼻水がひどくて見てられないので、耳鼻科を選択。

 

かれこれ6年ぶり。掲示板の「おりがみがほしいひとはうけつけでもらってね」を見て、昔は折り紙もらってたなぁと思いだす。

 

診察はてきぱき。

念のため受付に「週末旅行に出かけ、高速バスと新幹線にのりました」と伝えてあったので、先生が「だるさはないですか?食事は食べれますか?」と聞いてた。

念のためインフルエンザの検査もした。疑いの間は隔離室でネブライザー。

インフルは出なかった。良かった。

 

診察に関しては昔から高印象。

 

そして、薬局で薬をもらう。

前のおじいさん、「膝が痛い」といったら、痛み止めの軟膏のほかに、同じ作用の貼り薬も処方されたようで、薬剤師さんがおじいさんと相談してた。

「痛み止めの貼り薬が塗り薬もあるのに追加になってますけど、今日、先生に何か言われました?」

「あぁ、腰が痛いし、ひざもいたい、といったよ。」

「これくらいの大きさの貼り薬なので…、そうですね、腰に貼るようにしましょうか。塗り薬は足首ね、ひざは貼り薬を切ってもらってもいいし、塗り薬でもいいですよ」

「そうそう、この貼り薬は日光にあてるとかゆみがでるので、腰なら大丈夫ですね、服着るものね」

 

おんなじ薬をいろんな形で出してるんだ。(ちなみにこのおじいさんは隣の内科だと思われる)

 

そしてカウンターに目をやる。

(むむ?いっぱいの粒薬。それに目薬?うちじゃないな。)

 

「kさーん」

(あれ?うちだ)

 

「タンを切る薬に、咳を抑える薬、アレルギーを抑える薬に、痛みや炎症を抑える薬、抗生剤と胃を保護する薬がそれぞれ5日分、うがい薬が1本、痛みを和らげ熱を下げる薬。これは頓服用で5回分です。」

 

目薬だと思ったのはうがい薬だった。しかし、量にびっくり。

一食になりそうな量です。←言い過ぎ。

 

頓服の説明書きが笑えます。

「病気そのものを治すものではなく、病気によるいろいろな症状と苦痛を和らげる薬です。痛みを和らげ熱を下げます。」

いろいろ、に効くらしい!? いや、痛みと熱って書いてある。ふわっとしてるな。

 

一つ一つの症状をみると、足したい気持ちはわかるけど、これ全部いるんかい!?
昔から「薬多いな」とは思っていたけど、健在でしたw。

 

***

そんな体験をしたのちに、改めて猫p先生の記事を見た。

 

私ががんばってがんばって薬を減らしていこうとしても、他の先生がこんなふうに薬を増やしてたら、何にもならない。これは自分の病院だけじゃなく日本中の多くの病院で起こっていることだ。

nkobi1121.hatenablog.com

 ※猫p先生、日本語のタイトル長すぎて、URL(アドレス)が変なことになってましたよ。タイトルが長くなる時は、「編集オプション」「カスタムURL」で何か短く設定をお願いします(-_-;)

猫p先生のところは精神科なのと、大きな病院なので、薬の量で先生の収入が左右されることはないでしょうが、小さなクリニックだと、薬たくさん出すと報酬がたくさん入ったりするんじゃないでしょうか?

 

あ、違うようでした(;'∀')。

 

院外処方の場合、医師に入る収入は処方箋料のみで、薬が1つだろうが10種出そうが値段は同じでクリニックの場合は860円です。

 

薬を用意する薬局は、仕入れ値が高いのに成り立っているのはなぜか?

薬代の他に、『調剤料』『薬学管理料』などの手数料が入るからです。それは薬の値段に関わらず発生し、種類が1つでも10種類でも発生するものなのです。

 

薬をたくさん出して、薬代で儲けているわけではなく、
何か薬を出すと発生する、手数料で儲けているのです。

www.arigatouashiya.com

 

「薬を出すことで儲かる仕組み」は、なくなったようですね。

とすると、

  • 薬が出ないことに不安を感じる患者の問題
    …医療保険がきく医者で、うがい薬や貼り薬をどっさりもらうっていう、確信犯の知り合いもいたな…。
  • 症状を細分化し、一つ一つに対して薬を足していく、足し算方式

が、薬の種類を増やす原因なのかなぁ。

 

あんぽんたんのカエルがふわっと感じた朝でした。

 

これ、普通の量なの? みなさん、全部飲んでるの?

かれこれ自分は病院にかかったのは何年前かも忘れちゃうくらい前だから、よくわからない。それも「帯状疱疹」とか「頸椎ヘルニア」とかわかりやすいのだったから、2種類くらいだったのよね…。

 

「飲まない薬をもらうのも、医療費削減的にNGなんだよね…」…自戒。

 

keroyon

薬のイラスト