ただのメモ。

悩みとグチと苦労と不幸と幸せは、気持ちの問題。それぞれに相関はないんだよ。

「微に入り細にわたって」できるかわかんないけど、私なりに。<「こころの処方箋」より。その5>

おはよございます、keroyonです。
久しぶりに「こころの処方箋」河合隼雄著より。

 

25 善は微に入り細にわたって行わねばならない

 

ともかく「善意」でやっているのだから、と言う人は、それは自分が「好き」でやっているだけのことで、賞賛に値しないどころか、極めて近所迷惑なことをしているのだ、と言う自覚くらいは持ってほしいと思う。ボランティア活動と言うのは、よほど気をつけてやらないと、逆効果を生ぜしめたりするものなのである。

 

それが嫌な人は、微に入り細にわたってやっていただきたい。一旦それを始めると、善を行うことがどんなに難しいことであるかが分かることであろう。自分では善と思っていても、本当はどうなのかわからないと思えてくる。そうなってくると、善人に共通する不愉快な傲慢さが少しずつ消えてくる。善とか悪とか言うことよりも、自分の好きなことをさせていただいている、ということが実感されてくる。「神は細部に宿り給う」というワールブルクの言葉も、こんなことに関連しているのだろう。

 

河合隼雄 著 「こころの処方箋」新潮文庫 P106-108

 

さすがにね、昨日のざっくりした「演奏会の告知」では、お問い合わせはないですね。
ぼちぼち状況みながらご案内するかもしれません。

Keroyon独自の曲紹介。
ブログに書いてるような、練習しながらの曲に関する思い出やら感じたことを、つらつら書いたものをお配りすることはすると思います。

せっかく来ていただくのであれば、オフ会なども企画したいところですが、時間がとれるかなぁ…。なんてぼーっと考えています。

 

そして河合先生が、

「ボランティア活動は微に入り細に入り…」「好きなことをさせていただいている」

と喝が。本当にね、私のできることなんてあんまりないから、できることをきちんと丁寧にしていきたいです。

 

やっぱり手当たり次第、考えなしの多動なんです。
あんまり考えが回らないし、まあまあこれでもなんとかなってるから、いいよね?

 

なんの話?という方はこちらを一読ください。 

www.zaihamizunogotoshi.com

 

keroyon

 

こころの処方箋 (新潮文庫)

こころの処方箋 (新潮文庫)