おはようございます。keroyonです。
今日は、不遜ながら、「孔子さまも人の子なのかな~」とほんわかした一文を。
「論語 巻第九 陽貨十七の7」です。
ひつ肸(ひつきつ)、招く。子往かんと欲す。…(略)…曰わく、親(みずか)ら其の身に於いて不善を為す者は、君子は入らざるなりと。(略)子の往くや、これを如何。子の曰わく、其の言有るなり。堅しと曰わざらんや、磨すれども磷(うすろ)がず。白しと曰わざらんや、涅(でつ)すれども緇(くろ)まず。吾れ豈(あ)に匏瓜(ほうか)ならんや。焉んぞ能く繋りて食われざらん。
ひつ肸(きつ)がお招きしたので、先生は行こうとされた。…(略)『…由(わたくし:子路)は先生からお聞きしました。われとわが身で善くないことをする者には、君子は仲間入りしないということです。(略)先生が行かれるというのは、いかがなものでしょう』先生は言われた、『曾、そういうことを言ったね。だが、『堅いといわずにおれようか、研いでも薄くならないものは。白いといわずにおれようか、黒土にまぶしても黒くならないものは。』(ということわざのように、悪いものにも染まらないことだってできる。それに)まさかわたしは苦瓜でもあるまい。ぶら下がったままでいて人に食べられもせずにおれようか。(用いてくれる人さえあれば用いられたいものだ。』
…長い…
「類は友をよぶ」「朱にまじわれば赤くなる」ともいいますが、こういうこともありますな。結局自分次第!?
孔子さまも、仕事に呼ばれたら、多少ストレスフルであっても、ホイホイ受け入れちゃうのかなーと思ったら、うふふっ(*´▽`*)って感じです。
ただ、自分とはちがう考えの人と交わるのは…
大変だし、できれば避けたい…
だけど、きちんと飛び込んで、それなりに対処される孔子さまには、keroyon的には学ぶところ★大★ですな。サスガセンセイ!
そういえば、飛び込んだ後の対処についても、一文があったので、近いうちにUPできればなと思いました。
ちなみに一昨日人に会ったのですが、いろいろ厳しい状況でしたけど、「大切なお客様」だと思ったら、いらいらっ!とそれほどならず、いい感じでしたっ♪♪
大事がある前に、<ブログをかく、心の言葉に触れる>っていうのは、いい薬だなぁと実感。さて、今日もがんばろう!
ではまた明日。ごきげんよう🍀🍀🍀
※出展:岩波書店 「論語」 訳注者:金谷治