折れた。
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keroyonがリアルの<私>とマージしかけて、
<私>はどうすべきか分からなくなった。
keroyonと<私>を切り離し、
ブログとTwitterで吐き出すことで、
<私>が存在できた、そんな気がする。
ちょうど、やじろべえの左右の腕のバランスのように。
keroyonが少しリアルで動き始め、
なんとなく幸せな時間も流れたけれど、
<私>の居場所を脅かし始めた。
結局keroyonをひきこもらせ、
<私>がこのブログを書いている。
それはそれで、片腕の折れたやじろべえとなり、
ぐらぐら揺れている。
keroyonも<私>も、大したことのない存在には変わりない。
どこへ行っても今を足掻くだけ。
何をしても中途半端。大きなものの前では、過呼吸になり逃げ出してばかり。
何してんだろ。
それでもいきなきゃな。