備忘録。
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これを、見た。
ドキュメント72時間 「海外送金所から愛をこめて」 - NHK
母国で暮らす妹から、生活費の催促がきたインドネシア人の女性。
銀行だと1週間ほど時間がかかるから、この送金所から送るそうだ。ここなら3時間程度で相手に入金されるそう。
親戚に預けた息子を日本に呼び寄せるため、渡航費の送金にきたアフリカ人男性
3年か5年近く息子に会ってない。奥さんとは離婚したそうだ。子どもを呼び寄せて日本で暮らす予定。ひらがなカタカナは自分が教えるが、子どもは学校に通うから1年くらいで何とかなるんじゃないか、と言ってた。
うれしそうな、でも不安そうな表情が忘れられない。
インドネシアから来た女性。脳梗塞で寝たきりの母の介護費用を送金。
教育熱心な母。大学卒業時の記念写真を大切に持ち歩く。
知人たちに「母を捨てる酷い娘」と言われているが、母からは「私はもう人生のほとんどを生きた。あなたには日本に夫も子どももいる。あなたと子どもの人生はこれから。私よりそちらを優先して」と言われたことが唯一自分を後押ししてくれてる、そう。
タイに送金する日本人。
若いころ40か国をバックパッカーとして放浪、最後に立ち寄ったタイで奥さんと結婚。「脳があればタイで稼げるだろうが、脳がないので日本で出稼ぎ」
タイの自宅のローンが600万程残ってる65歳。
「仕方ないさ」とわらった白い歯が印象的。
どこか忘れたが、アジアの女性に送金する日本男性。「女性はいずれこっちに来るんですか?」の問いにも、「来るとは言ってたが、予定はない」そう。
「だまされてるかも。ははは」
インドネシアの男性二人。今日が研修生として3年働いた最後の送金。3年間で350万円を送金できたそう。「はじめは家族のために、と思っていたが、働くうちに欲が出てきた」と、このお金で大学進学するとのこと。
窓口のインドネシアの担当が、「3年間おつかれさまでした」と上着をプレゼントしてた。
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2020年9月27日まではNHKオンデマンドで購入視聴可能です。
一生懸命生きてる姿って、なぜこんなに惹かれるのだろう。
keroyon
お題「今日のよかった(^^)」 #232
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