おはよございます。keroyonです。
昨日ご紹介した、小幡和輝氏の著書「学校は行かなくてもいい」を読んだので、感想を。
- 「学校は行かなくてもいい」を読んでみて。
- 心に残った3つの内容。
- この本の難しさ…。
- 結論、老若男女「居場所」が大切。
- こちらですこし試し読みができます。
- 今日、全国100ヶ所でイベント「#不登校は不幸じゃない」が開催されます。
「学校は行かなくてもいい」を読んでみて。
学校は行かなくてもいい ――親子で読みたい「正しい不登校のやり方」
- 作者: 小幡和輝
- 出版社/メーカー: エッセンシャル出版社
- 発売日: 2018/07/15
- メディア: 単行本
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そもそも、小幡氏は、
- 不登校 ≠ 引きこもり
- 不登校 ≠ 不幸
と考えておられたのです(読後に知りました…)。
そのせいか、引きこもり属性の私、だからか、若干の違和感があるところもありました。なぜなら?
私は「不登校=引きこもり」だと思っていたから。
心に残った3つの内容。
この3つは、心に残っています。
- CaseStudy番外編「みんなの不登校談」
- 小幡氏の立ち上がっていく過程
- 「どこへ行ったかではなく何を学んだか」
この3つは、興味深く読ませていただきました。
***
- Casestudy番外編「みんなの不登校談」
やはり、不登校になる理由って様々で、小幡氏は友達との関わり合いの中(外的要因)がきっかけで、不登校になってしまったのだけれど、内的要因(心の問題)でも不登校になるだろうし、そのきっかけは様々で、立ち上がり方もさまざまあると思うのです。
私には、小幡氏自身の立ち上がり方は性質が違いすぎて真似できないけれど、この体験談は何人もの方の経験が語られているので、その中のどこか、は引っかかるものがありそうな気がしました。 - 小幡氏の立ち上がっていく過程
小幡氏の歩んでこられた、
・いろいろな人との出会い
・あきらめないでがんばってみたこと
・行動力
は、やはり見習うべきところがあるんじゃないかと。実際に経験された内容は、目の前を照らす明かりのように感じました。(できるかどうかは別問題だけれどね…) - 「どこへ行ったかではなく何を学んだか」
本当にそう思います。何事も「そこにいること」が問題ではなく、「そこで何を学ぶか」が問われていて。
学校も良いところがあります。いろいろな考えの先生や友達と交われ、経験が積めるし、勉強も教えてもらえる。が、生きてくために必要な勉強ばかりかと言えばそうでもない(時代の流れは早いから合わせていくのはナカナカ大変なのでしょう)
だから、学校でなくても、学ぶ機会や場所はいろいろなところに存在していて、「しようと思えば、どこでも・いつでもできる」と。
ここは、私も大賛成。
今や「学校にいかない」っていうのも一つの選択肢だよなぁ。と。
この本の難しさ…。
不登校や引きこもり当事者、その保護者の受容の段階によっても、この本を手に取れるか否か、ってあると思うんですよね。
「乗り越えちゃった人」や、「学校は一つの選択肢でいかないことも選択肢」と考えてる私みたいな人は、手にとるだろうが、「そうだねそうだね」。
このケースは、もともとそういう方向に理解のある読者であり、理解のない方に理解をしてほしい、趣旨には合ってない。
かといって、「学校は行くべき」主義の方が、あえてこの本を手に取るか?といえば、よほど柔軟な考えの持ち主でなければ、「知らない世界を理解しよう」なんて思わないだろうし、既にこう思う時点で「学校は行くべき主義」に凝り固まってる気がしない。
渦中の人が手に取れるかという問題も、手に取れる心の余裕がある人は、とても良いと思う。でも外へ向かうエネルギーが萎えちゃって悩んでいる時に「勉強がむしろできた」小幡氏の冒頭の文章が読めるか…少し疑問。
読み進めれば、役に立つんだけれどね…。
と、もやもやもや…とした、keroyonでした。
結論、老若男女「居場所」が大切。
自分の居場所があること。
これは小幡氏がしきりに問いかけていることです。
これは、不登校当事者だけでなく、誰もが大切にすべきことではないでしょうか。
私が悩んでいるのも、ココだもの。
自分の居場所を確保する。と同時に、
他人の居場所を尊重する。
これが生きるってことなのかな…。
こちらですこし試し読みができます。
忘れない内に告知。
今日、全国100ヶ所でイベント「#不登校は不幸じゃない」が開催されます。
これは、不登校当事者やその支援者が集まって、話やゲームをしようという会。
開催場所やその他詳細はこちら。
www.obatakazuki.com
keroyon
参考サイト:
本のリンク:
学校は行かなくてもいい ――親子で読みたい「正しい不登校のやり方」
- 作者: 小幡和輝
- 出版社/メーカー: エッセンシャル出版社
- 発売日: 2018/07/15
- メディア: 単行本
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