ただのメモ。

悩みとグチと苦労と不幸と幸せは、気持ちの問題。それぞれに相関はないんだよ。

論語#19<難しい。話すタイミング…>

おはようございます。keroyonです。
とうとう論語約400ページ、読み終わりました。感慨深いです。
今は、論語の余韻を、(復習しながら)味わってます。

 

今日は、「巻第八 衛霊公第十五の8」から。

 

「子の曰わく、与(とも)に言うべくしてこれを言わざれば、人を失う。与に言うべからざるしてこれを言えば、言を失う。知者は人を失わず、亦(ま)た 言を失わず。」

 

「先生がいわれた、

『話しあうべきなのに話しあわないと、あいての人をとりにがす。
話しあうべきでないのに話しあうと、ことばをむだにする。
智の人は人をとりにがすこともなければ、またことばをむだにすることもない。』」

 

話すタイミングの判断って、難しくないです?
keroyonは、空気が読めないことが多いので、本当にいつも悩みます。
さすがに、不惑の40を超え(こわいものも少なくなり!?)、結構話せるようになったのですが、今度は「ことばをむだにしないよう」に心掛けないと…ね。

 

これって、
…カッテナ、オクソクデスガ…

 

相手のタイミングを推し計るってことかな?と思いました。
早い時期に相談しても、相手の時間を無駄にしてしまうし、
遅すぎたら事件になる!?
適切なタイミングで、相談できたら、お互いにハッピーなんだろうなーと思いつつ、結局、悩んじゃうんだよね…

 

ま、

  • あやまてば、すなわち改むるにはばかることなかれ。
  • 君子豹変す。

で、アチャーとおもっても、次に向かってがんばりますっ。

 

ではまた明日~。よい一日を~🍀

 

 

 ※出展:岩波書店 「論語」 訳注者:金谷治

 

論語 (ワイド版岩波文庫)

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論語#18<理不尽な上司!?と部下の行動>

おはようございます。keroyonです。
昨日読んだところは、孔子さまが謀反を起こしたひつ肸(ひつきつ)に仕える話でした。

それを読み、横暴な王に仕えた3人の話を思い出しました。

 

それがこちら。
「論語 巻第九 微子第十八の1」から。

 

「微子はこれを去り、箕子(きし)はこれが奴と為り、比干(ひかん)は諫めて死す。孔子の曰わく、殷に三仁あり。」

 

「[殷王朝の末に紂王が乱暴であったので、]微子は逃げ去り、箕子は[狂人のまねをして]奴隷になり、比干は諫めて殺された。孔子はいわれた、『殷には三人の仁の人がいた。[しわざは違うけれども、みな国を憂え民を愛する至誠の人であった]』」

 

 

うーみゅ。

  1. 逃げる
  2. 奴隷になる
  3. 諌めて殺される

の3択です…。

 

逃げるのが、一番 実現可能性が高そうだなぁ。
諫めて殺されるって、逃げないで立ち向かいすごいと思いました。誰でもできることではないよ…。
奴隷になることって、今の時代では想像ができないけど、とりあえず心とは裏腹な行動をとり、身の安全を確保したってことなのかなぁ。

 

たぶん、言をやさしくして、行動を厳しくして、収めようとするんだろうけど、
論語#15<周りの理解が得られないとき> - keroyonの『続・日々精進』日記


それでも収まらない究極の状況になったときのことなんでしょうね。

 

こんな場面になったら困るけど、keroyonならどうする…?。

 

…逃げる…
逃げられなくなったら、奴隷…w

 

 

かな。

 

ちなみに、微子は紂王の腹違いの兄、箕子と比干は紂王の叔父だそうです( ゚Д゚;)。
ヒエー、殷の紂王って…。(>_<)

 

keroyonにとって、なんとなく衝撃的な一文でした。

 

今日はこの辺りで。
ではまた明日~。よい一日を!🍀

 

 

 ※出展:岩波書店 「論語」 訳注者:金谷治

 

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論語#17<孔子さまも人の子!?>

おはようございます。keroyonです。
今日は、不遜ながら、「孔子さまも人の子なのかな~」とほんわかした一文を。

 

「論語 巻第九 陽貨十七の7」です。

 

ひつ肸(ひつきつ)、招く。子往かんと欲す。…(略)…曰わく、親(みずか)ら其の身に於いて不善を為す者は、君子は入らざるなりと。(略)子の往くや、これを如何。子の曰わく、其の言有るなり。堅しと曰わざらんや、磨すれども磷(うすろ)がず。白しと曰わざらんや、涅(でつ)すれども緇(くろ)まず。吾れ豈(あ)に匏瓜(ほうか)ならんや。焉んぞ能く繋りて食われざらん。

 

ひつ肸(きつ)がお招きしたので、先生は行こうとされた。…(略)『…由(わたくし:子路)は先生からお聞きしました。われとわが身で善くないことをする者には、君子は仲間入りしないということです。(略)先生が行かれるというのは、いかがなものでしょう』先生は言われた、『曾、そういうことを言ったね。だが、『堅いといわずにおれようか、研いでも薄くならないものは。白いといわずにおれようか、黒土にまぶしても黒くならないものは。』(ということわざのように、悪いものにも染まらないことだってできる。それに)まさかわたしは苦瓜でもあるまい。ぶら下がったままでいて人に食べられもせずにおれようか。(用いてくれる人さえあれば用いられたいものだ。』

 

 

…長い…

 

「類は友をよぶ」「朱にまじわれば赤くなる」ともいいますが、こういうこともありますな。結局自分次第!?

孔子さまも、仕事に呼ばれたら、多少ストレスフルであっても、ホイホイ受け入れちゃうのかなーと思ったら、うふふっ(*´▽`*)って感じです。

 

ただ、自分とはちがう考えの人と交わるのは…

 

大変だし、できれば避けたい…

 

だけど、きちんと飛び込んで、それなりに対処される孔子さまには、keroyon的には学ぶところ★大★ですな。サスガセンセイ!

 

そういえば、飛び込んだ後の対処についても、一文があったので、近いうちにUPできればなと思いました。

 

ちなみに一昨日人に会ったのですが、いろいろ厳しい状況でしたけど、「大切なお客様」だと思ったら、いらいらっ!とそれほどならず、いい感じでしたっ♪♪

 

大事がある前に、<ブログをかく、心の言葉に触れる>っていうのは、いい薬だなぁと実感。さて、今日もがんばろう!

 

ではまた明日。ごきげんよう🍀🍀🍀

 

 

 ※出展:岩波書店 「論語」 訳注者:金谷治

 

論語 (ワイド版岩波文庫)

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論語#16<己れの欲せざる所は人に施すこと勿かれ>

こんにちは。keroyonです。
今日は超!有名な一文ですな。

「巻第六 顔淵第十二の2」から。

 

書き下し文です。

「…(略)門を出でては大賓(だいひん)を見るが如くし、民を使うには大祭に承(つか)えまつるが如くす。己れの欲せざる所は人に施すこと勿かれ。邦に在りても怨み無く、家に在りても怨み無し。…(略)」

 

金谷先生の訳は、

「…(略)…『家の外で[人にあうときに]は大切な客に会うかのようにし、人民を使うときには大切な祭りにお仕えするかのようにして[身を慎しみ]、自分の望まないことは人にはしむけないようにし[て人を思いやり]、国にいても怨まれることがなく、家にいても怨まれることがない』…(略)。」

 

 

「己れの欲せざる所は人に施すこと勿かれ」

なかなか、できないです…(>_<)。

 

横断歩道で、歩行者として横断したいのに、車が止まってくれない…。
横道や駐車場から出たいのに、信号で詰まってなかなか出られない…。

こんなことに自分がなったら、嫌だから、「なるべく、止まってあげよう、譲ってあげよう」とは思うのですが…(*_*;。

 

逆に、強引な割り込みをされた時の、怒りに任せた運転とか…(>_<)。
自分だって、強引な割り込みしてるかもしれないよね。

 

色々考えると…

 

ふかいです。

 

 

その前の一文も、心に響きます。

『家の外で[人にあうときに]は大切な客に会うかのようにし、人民を使うときには大切な祭りにお仕えするかのようにして[身を慎しみ]』

 

人に会うときは、相手を敬い、
人を使う(お願いする)ときには、謙虚な態度で。

ていう感じ? 平坦な言い回しですが…。

 

ちょうどこれから、人に会うので、大切な客に会うかのように、してみよう。うん。



では、またあした。
むし暑い日が続きますが、ご自愛ください~🍀🍀🍀

 

 ※出展:岩波書店 「論語」 訳注者:金谷治

 

論語 (ワイド版岩波文庫)

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論語#15<周りの理解が得られないとき>

おはようございますー。keroyonです。
ここんところ、3日くらい激しく仕事をしてまして、あっという間に時間がたってしまいました。久しぶりにたくさん仕事させていただきました。
ありがとうございます。<(_ _)>。

 

で、久しぶりにたくさん仕事して、多少ストレスが増えた状態の自分を観察してみたら、「やっぱり、精進がたりないなー」です。

 

愚痴っぽくなる…(>_<)。

 

仕事してると「なんでこんなことするんだろー」とか、「こんなことしても、二度手間なのに…」とか、依頼されたことに対して、自分の気持ちがついていかないこと、ありませんか?

 

そんなとき、モロ顔にでる。

 

そこが、今後の課題です。で、なんとなくこれ。…ダイブ、カクダイカイシャクデス…

 

「巻第七 憲問第十四の4」

 

「子曰わく、邦(くに)に道あれば、言を危(はげ)しくし行を危しくす。邦に道なければ、行を危しくして言は孫(したが)う。」

 

「先生がいわれた。『国家に道があれば、ことばをきびしくし行いもきびしくする。国家に道がなければ、行ないをきびしくしてことばは[害にあわないように]やわらげる。』」

 

孔子さまは、国や国家レベルで話をされているけれども、職場でも家庭でも、人間関係でも、応用できそうな気がしてきました。

 

自分の考えとあっているときは、行動も発言も、厳しい態度で向かえばよいが、
自分の考えと会わないときは、自分の行動は厳しくするが、★発言はやわらげる★。

 

★がkeroyon的にぽいんとですな。

 

どうしても、考えが合わないとき、★さらに厳しい発言★が…。
まじで、ばってんをつけたマスクをはめたいくらいです…(>_<)。

 

ゴウインな笑顔と、ばってんマスク!?で、今日もがんばります。

ではまた明日~。 よい週末を~🍀。

 

 ※出展:岩波書店 「論語」 訳注者:金谷治

 

論語 (ワイド版岩波文庫)

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