ただのメモ。

悩みとグチと苦労と不幸と幸せは、気持ちの問題。それぞれに相関はないんだよ。

易経#6<あけない夜はない!のだ>

こんにちは。keroyonです。今日は昼下がりの午後、こんないい時間に、まったりブログってます。
しあわせです~🍀。

 

で、「易経 繋辞上伝」から、今日のひとこと。いや、ふたこと か。

 

まず、

「聖人は卦を設け象を観(み)、辞を繋(か)けて吉凶を明らかにす。剛柔相い推して変化を生ず。」

 

「古の聖人は(略)宇宙の変化、人生の転変を打つすべく、卦爻を設け、卦爻の示す象徴を観察し、さらに(略)卦爻にことばを附して、未来の吉凶を明らかにした。かくして作られた卦爻の剛柔は互いに推移して、変化を生ずる。すなわち剛極まれば、変じて柔爻とあり、柔極まれば、変じて剛爻になる。(略)」

 

もう一つ、

「是の故に吉凶とは、失得の象なり。悔吝(かいりん)とは、憂虞(ゆうぐ)の象なり。変化とは、進退の象なり。剛柔とは、昼夜の象なり。六爻の動きは、三極の道なり。」

 

「(略)吉凶というのは、事のよしあしの象徴である。悔吝というのは、凶とまではゆかぬが、憂いおそれの生じるであろうケースを象徴する。悔は後悔、はじめ悪くてあとはよくなる。吝は羞恥すべきこと、はじめよくてあと悪くなる。吉凶悔吝の四つは四季のごとく循環してやまない。(略)」

 

 

なんか、ついていない時ってありません?

くうきが悪いっていうか、何やっても裏目に出るとか、なにかとうまくいかないことがいろいろと続くと…、

 

『もー、私なんて、なにやってもダメだ。
生きてない方が世の中の為になるんじゃない?
生きてる価値ないんじゃない…(>_<)』

 

て、なることもありました。

 

ここから復帰するのって、結構しんどい。…トキニハ、ビョウインニ、イッタリ…

だから、ここまで行きつく前に、もう少し考え方を変えた方がいいと、経験上、考えるようになってきました。

 

だって、『剛柔相い推して変化を生ず・吉凶悔吝は四季の如く循環』するんだから。

 

しんどい時には、

「今が最悪なんだから、これ以上しんどくなることはない。
明けない夜はない。今を何とかしのげばなんとかなる」

と。

 

なんとか生きてます。
いやー、ずいぶん☆あっけらかんっ☆と、明るく、図太く?生きれるようになったかも。

 

日々、精進です。
ではまた明日~。今日もぼちぼちがんばりましょう!ね!🍀🍀🍀

 

 

 ※出展: 本田濟 著 「易」 朝日選書

 

易―中国古典選〈10〉 (朝日選書)

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易経#5<単純に生きよう!?-易なれば知り易く、簡なれば従い易しー>

 

おはようございます。keroyonです。
昨日は、夜ブログを書いていたら、今日になっちゃったのですが、昨日の分として、投稿日時を編集してみました。…ベンリデスネー。

 

で、気を取り直して、8月入ります。( `ー´)ノ。

ばばばっと易経を読んで、初めて心に引っかかったこの一文です。

 

「易なれば知り易く、簡なれば従い易し。知り易ければ親あり。従い易ければ功あり。親あれば久しかるべく、功あれば大いなるべし。久かるべきは賢人の徳、大いなるべきは賢人の業。」

 

「人間の行ないも、乾のように易(たやす)く、しぜんであれば、その心は(略)何人にも知り易いものとなる。またその行いが坤のように簡であれば、その命令は(略)要を得、万人これに従い易い。その心が知り易ければ、(略)親しむものが自然と多くなるし、その命令が従い易いものならば、協力者が多いから功績が挙がる。人に親しまれれば、気概を加えられる惧(おそ)れがないから、永久に存続できる。

功績が挙がれば、周囲の人悦服してますます大きくなりうる。これらは常人には不可能なことで、賢人すなわち常人に賢(まさ)る人に於て始めて可能である。

すなわち永久に存続し得るのは、賢人としての徳があればこそであり、大きくなるのは賢人としての業である。

徳は得、内に体得したもの、剛は外界に発展した事業。この一説は人が乾坤の道に法(のっと)れば賢人に至りうることを述べた。」

 

賢人と常人の違いは、あまりよくわからないけど、とりあえず『ぶれなくてわかりやすい信念』が、『その心が知り易』く、『その信念に従い、わかりやすく行動すること』が、『周りの人の理解につながる』のかなー

なんて、解釈しちゃいました。

 

ここんところ寝不足で、仕事に<とりあえず行った>感じだったんだけど、プロとして失格です。
今日は、ベストな効率!?が出せるように、少し横になってから出勤しよう。うん。
自分の信念を裏切らないように。

 

やる時はやらないとね。とりあえず、すこしおやすみなさい~

 

ではまた明日~。よい一日を!🍀🍀🍀

 

 

 ※出展 著:本田 濟 「易」 出版社:朝日選書

 …タイトルを変更しました。(17/08/06)

易―中国古典選〈10〉 (朝日選書)

易―中国古典選〈10〉 (朝日選書)

 

易経#4<陽と陰、乾と坤>

こんばんは。keroyonです。
珍しく、こんな夜になってしまいました。おばんです。
お忙しいところ、ご訪問くださり、ありがとうございます。

 

夜もいいものですね~♪

 

易経の繋辞伝をすこーしずつ読んでます。まだまだ知らない世界なので、
世界観というか、雰囲気というか、文章の作りというか…
その辺の把握から?って感じで、本当に前に進みません…。

 

今日は、基本の卦「乾と坤」です。

乾(けん)…イツモ、カン トマチガイマス…

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坤(こん)

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です。…ペイントデ、カイテミマシタ。

 

「乾は大始を知り、坤は物を作成す」

 

「(略)天地自然の変化の根源を…(略)…乾坤の徳に求める。
乾は偉大なる創造、万物の始まりを司どり、
坤は乾を輔(たす)け、乾の創生に引き続いて万物を作り完成せしめる。(略)」

 

も、一つ。

 

「乾は易を以て知(つかさど)り、坤は簡を以て能くす。」

 

「乾の働きは、それ自体が、健ー創造的ーであり(乾象伝)動いてやまない。
…乾のつかさどる創造ということも、何ら阻害されることなく、容易に果たされる。
つまり易きを以て大始を知(つかさど)る。

一方、坤の徳は順であり(坤象伝)、静的、受動的で、その能くするところは、ただ乾に従い輔佐するだけで、自発的に行動することはない。その流れるような順応性を簡ー簡易・簡約ーとよぶ。
坤が万物の作成を成しえるのはこの簡の性格による。

乾について知るといい、坤について能くすというのは、自発的な行為と結果的効用の差である。」

 

基本は、陽と陰なのね!
なんだか、人の性格もこの交じり合いのようなきがします。
人によっても、陰陽性格が異なるんだけど、同じ人でも、時によって、陰陽の交じり合う比率!?が変わってくるような気がしてきました。

 

あと、なんとなく陽がよくって、陰が悪い感じがするんだけど、
最近、そうでもない気がしています。

 

陽が強すぎて、気持ちばっかりイケイケでも?体が疲れちゃうし、
陰が強すぎると、身体は楽なんだけど、気持ちが沈みすぎて、生活に支障が…( ゚Д゚)。

 

上手にバランスを取りつつ、生活したい。
めざせ!?「生活満足度向上委員会」。

 

む?だいぶ、易経に染まってきたかな?
そして、悪い空気の時は、それを集めないように、気持ちを切り替えて。

 

あらら、もう明日になっちゃいました。今日もぼちぼちがんばりませう~🍀。

 

 

 ※著:本田 濟 出展:「易」 出版社:朝日選書

 

易―中国古典選〈10〉 (朝日選書)

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易経#3<あらためて。易経>

こんにちは。keroyonです。
論語をざざっと読み終わり、今日から易経です♪ ワクワク!

 

本田 済(わたる)著 朝日選書 出版 「易」を中古で入手しました。
本当は、「孟子」を読むと、四書読破!となるんだけど、買っちゃったし(*´▽`*)。

 

で、はじめの解説を読み、個別の卦の解説は飛ばして、先に繋辞上伝を読んでいます♪

 

繋辞伝は、孔子の作らしいです。でもって、朱子学の朱子や、他いろんな人が解釈したものを、本田済先生が解説しているっぽい。

 

すこし、読んでみて…

 

 深い。ふかいです。

 

冒頭は、

「天は尊く地は卑しくして、乾坤定まる。卑高以て陳(つら)なりて、貴賤位す。動静常ありて、剛柔断(さだ)まる。方は類を以て聚(あつ)まり、物は羣(ぐん)を以て分れて、吉凶生ず。天に在っては象を成し、地に在っては形を成して、変化見(あら)わる。」

 

本田先生の解説は、

「善い方向に向かうものは善いもの同士集まり、悪い方向に向かうものは悪いものであつまる。(略)それぞれの 同類がついてまわるので、易の卦に吉と凶と、別途の占断が生じたのである。陰陽は互いに絡み合って、天にあっては、日月星といった象(かたち)を形成し、地にあっては山川や動植物を構成する。こうしたものを作る、陰陽の気の千変万化に象どって、易の卦爻の変化(略)変易の作用が現れたのである。」

 

たくさん書いちゃったです。
なんだか、同類が集まるって、「類は友をよぶ」なんだー。
英語でも、

Birds of a feather flock together.(同じ羽毛の鳥は相寄る)
 …Weblio英語ことわざ辞典から

とかあるんですね!


悪い空気の時は、悪い空気をさらに呼び込んじゃうから、

考え方をかえたり、
生活を見直したり、
掃除したりして!?

空気を変えて、リフレッシュ!!するといいのかも。

 

今日は朝から気分がどんよりしていたけど、

ブログを書いて、(良い)気を取り直して、

午後からがんばろー。

 

っていうか、もう出かけないと遅刻~~( ゚Д゚)。

 

明日は一日出かけてしまうので、次は明後日の更新になります。タブン。

 

ではまた明後日。よい週末を~🍀🍀🍀

 

 

 ※著:本田 濟 出展:「易」 出版社:朝日選書

 

易―中国古典選〈10〉 (朝日選書)

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論語#20<5つの立派なことと4つの悪いこと>

おはようございます。keroyonです。
いつもありがとうございます(*´▽`*)。

論語も巻末にきて、まとめにはいってるのかな?って。


今日は「論語 巻第十 堯曰第二十の4」です。
長いので、書き下し文は省略して、訳をまとめてみました。

ーーーー

子張が孔子に「政治にたずさわる条件」を伺った。
先生は「5つの立派なことを尊び、4つの悪いことを退ける」ことだと。

5つの立派なこととは

  1. 恵んでも費用をかけず
    →人民が利益としていることをそのままにして利益を得させる。
  2. 骨を折っても怨みとせず
    →自分で骨折るべきことを選んでそれに骨折るのだから、いったい誰が怨むことが有ろう。
  3. 求めてもむさぼらず
    →仁を求めて仁を得るのだから、いったい何をむさぼることがあろう。
  4. ゆったりしていても高ぶらず
    →上に立つものが、相手の大勢小勢、小官か大官かにかかわらず、決して侮らない。
  5. 威厳があっても烈しくない
    →上に立つものが身なりを整え、目のつけ方を重々しくして、厳かにしていると、人々はうちながめて恐れ入る

4つの悪いこととは

  1. 教えもしないでいて殺すことを、虐(むご)いという
  2. 注意を与えないで成績をしらべるのを、乱暴という
  3. 命令をゆるくしていて、期限までにおいこむのを、賊害という
  4. どうせ人に与えるというのに、出し入れのけちけちしているのを、役人根性という

ーーーー

なんだか、4つの悪いこと、身にしみるなー(>_<)。


例えば3、

コミュニケーションの誤解?から、よくあります…。


依頼主の優しさから、締め切りの切迫感が伝わらなかったり…( ゚Д゚)。

自分が頼むときも、締め切りをちゃんと言わなかったりしてね。

 

そんな時は、「自分の伝え方★も★、わるかったんだなー」の気持ちが、心の片隅にでもあれば、対応が変わるんだろうけど…。

もっと上から、理不尽に怒られたりするとね…。ナカナカ、ナカナカ…。

 

例えば4、

子どもの小遣いとか。

 

イツモ、ダシオシミ…。

 

遠征費とか、お昼ご飯代とか、絶対いるものなのにね…(>_<)。

 

読めば読むほど、小さい人間だと思い知らされました。ハイ・・・。

 

 

『君子豹変す。』

コレバッカリ…。

 

 

ではまた、明日~。今日もがんばりませう🍀🍀🍀。

 ※出展:岩波書店 「論語」 訳注者:金谷治

 

論語 (ワイド版岩波文庫)

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