ただのメモ。

悩みとグチと苦労と不幸と幸せは、気持ちの問題。それぞれに相関はないんだよ。

易経#14<危うきものはその位に安んずるものなり>

おはようございます。keroyonです。
ここ2日更新できなかったのですが、アクセスしていただいていたようで、本当にありがとうございます。

 

先日、易の「繋辞下伝」を読み終わり、今はその続きで「説卦伝」を読み始めました。
ここからは、それぞれの卦の説明なので、へぇ~、そうなんだーと思いながら、読んでいます。

それぞれに形や、イメージから、意味付けていて、なかなかおもしろいです。

 

で、今日は、「繋辞下伝の第5章」から。

 

書き下し文は

「子曰く、危うきものはその位に安んずる者なり。亡(ほろ)ぶるものは、その存を保つ者なり。乱るるものは、その治を有(たも)つ者なり。(略)易に曰く、其れ亡びん其れ亡びんといいて、包桑(ほうそう)に繋(つな)ぐ。」

 

本田先生の訳です。

「孔子がいう、地位が危うくなる人は、その地位に安心し切っている人である。亡びる者はいつまでも存続できると自分で思い込んでいるものである。国が乱れるのは、嘗(かつ)てのよく治まった状態が、今も有るかに思いなしているからである。(略)
(易の)否(という卦の)九五の爻辞に、『亡びるぞ亡びるぞと自戒して、国をしっかりした根株(ねかぶ)に繋ぎ止めよ』とあるのは、その戒めである。」

 

変わること、怖いです。
できれば、今のままの生活が、ずーっと続いてほしいと願います。

でも、いつ生活が変わるかわかりません。
というか、いつかは必ず変わる時が来る。


病気になるかもしれないし、
仕事が終わってしまうかもしれないし、
天災が起こるかもしれないし。

この文と出会って、
何が起こっても、柔軟に対応できる、心の柔らかさを目指したいなーと思ったkeroyonでした。

 

また、周りにそういう人、いますねーっ(*´▽`*)。
今のままを変えたくない人。いっぱいいる。
変えると、いろいろ面倒くさいし。

そういう人にであっても、「いつか亡ぶ!?」と思ってやり過ごせる、心の広さも目指したいです…(#^.^#)。

 

ではまた、明日~!?。今日も良い日でありますように🍀🍀🍀。

 

 ※出展: 本田濟 著 「易」 朝日選書

 

易―中国古典選〈10〉 (朝日選書)

易―中国古典選〈10〉 (朝日選書)