今ね、「金持ち父さんの投資ガイド入門編 投資力をつける16のレッスン」を読んでいます。これは、「金持ち父さん、貧乏父さん」のシリーズ3作目だそう。
1作めを読んで感動したのと、古本屋さんで100円で売っているのを見かけて、衝動買いしてしまいました。
1作目はコレ。
思考が「貧乏母さん」だから、あらゆるところが心に響く…。
<コインの裏表を見る>
金持ち父さんと貧乏父さんの最大の違いは、二人が見ている世界にあった。貧乏父さんはいつも、お金が充分にない世界を見ていた。この世界観は「お金のなる木があるとおもっているのか」「私にはそれを買うお金がない」(略)
金持ち父さんと一緒に時間を過ごすうち、私は金持ち父さんが全く異なる世界を見ていることに気がついた。(略)「欲しいものが手に入らないからと言って、お金がないことを言い訳にするな」といった言葉に反映されていた。
●心構えの違いから不足が生じる
私が個人的にとても苦労したのは「この世界はお金が十分にない世界だ」という考え方を捨てることだった。(略)
貧乏な人が貧乏なままなのは、彼らが知っているのはそういう世界だけだからだ、金持ち父さんは心からそう信じていて、よく「それがどんなものであれ、自分の中にあるお金についての現実が、外側にあるお金の現実になる。お金についての自分の中の現実を変えなければ、外側の現実を帰ることはできない」
金持ち父さんは、人の心構えの違いから不足が生じる例をいくつか簡単に話してくれた。
- 安全を必要とすればするほど、その人の人生にはより多くの不足が生じる。
- 競争が激しければ激しいほど、その人の人生にはより多くの不足が生じる。仕事や昇進を巡って人々が競争したり、学校で成績順を争ったりするのはそのためだ。
- より豊かになるために、人はより多くの技術を必要とし、より創造的協力的になる必要がある。創造的で、お金やビジネスに関する高い技術を持ち、他人と協力してやっていける人は、多くの場合金銭的にどんどん豊かになる。
●コインには表と裏がある
不足と充足について話す時、金持ち父さんはよくコインを一枚引っ張り出してこういった。「ある人が『私にはそれを買うお金はない』という時、その人はコインの一方の面しかみていない。『どうやったらそれが買えるようになるだろうか?』といったその瞬間、コインのもう一方の面が見えてくる。問題はたとえもう一方の面が見えたとしても、目だけでみていることだ。つまり貧乏な人は金持ちを見ても、金持ちが表面でやっていることだけをみて、彼らが頭の中でやっていることを見逃してしまう。
(略)
●安全を求めるココロが不足を生み出す
「安全を求めれば求めるほど、その人の人生には不足が出てくる。安全と不足は足並みをそろえて進む。仕事による安定や保障を求める人が、余り豊かな生活を送っていないことが多いのはそのためだ。」
「人は安全を求めれば求めるほど、目の前にたくさん転がっているチャンスが見えなくなる。彼らはコインの一方の面だけをみて、決してもう一方の面を見ようとしない。彼らが安全を求めれば求めるほど、コインの裏側にあるチャンスが見えなくなるのはそのせいだ。(略)かの偉大な野球選手ヨギ・ベラはこう言っている。『十回のうち三振が7回だけならば、野球の殿堂入りだ』(この言葉を読んで、)金持ち父さんは言った。大抵の人は安全を気にしすぎて、たった一度の三振もしないようにとそればかりを考えて一生を送る。」
そうなんですよね。
ないからできない…っていっていると、何もできなくなっちゃう。どれだけあったら安心するのかって言われてもよくわからないっていうのが本音…。筆者のロバート・キヨサキさんも「この世界はお金が十分にない世界だ」という考え方を捨てることに苦労したそうですけど、このマインドを捨てるの、難しい…。長年の染み付いたものがあるものなぁ。
まだ半分も読めていません。今読んでいるところはもう少し具体的な話に入ってきていて、「将来を考えよう」ってところです。「リスクを取るには保険もかけるべき」いえ、金持ち父さんは「リスクは取らない」ので、バックアップ策というかその辺りはおそらく慎重なんですよね。
読み進めていくうちに「やっぱりダメだ~っ」ってなるかもしれないけれど、私の守備範囲の外の、<宇宙の世界のような考え方>がわかりやすく書いてあるから、読んでいるのはとっても楽しいです♪
貧乏母さんから脱却出来るといいなぁ。たくさんはなくていいけど。←マインドあんまり変わってないやw。
keroyon
改訂版 金持ち父さんの投資ガイド 入門編: 投資力をつける16のレッスン (単行本)
- 作者: ロバート・キヨサキ,林康史(協力),今尾金久(協力),白根美保子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2014/03/24
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