ただのメモ。

悩みとグチと苦労と不幸と幸せは、気持ちの問題。それぞれに相関はないんだよ。

「悪いことをするな、よいことをせよ」<渋沢栄一「論語と算盤」にも!>

こんばんは、keroyonです。

なんだかね、まぁいろいろうまくいかないことも多いですわ。
サボってばっかりいるからでしょね。人望も…。ここいらでココロ入れかえんと、マジメにまずい!!っと、少しマジメに仕事してみた今日このごろ。←<すこし>かい!

今日は、渋沢先生の「論語と算盤」から。先生よろしく。

 

「理想と迷信」の章から。

「これは果たして絶望か」p136

東洋哲学でも西洋哲学でも、自然些細な事物の差はあるけれども、その機種は一途のように思われる。(略)ただ西洋の流儀は積極的に説き、東洋の流儀は幾分か消極的に説いてある。例えば孔子教では「己の欲せざる所は人に施す勿れ」と説いてあるのに、耶蘇の方では「己の欲するところ、これを人に施せ」と反対に説いてあるようなもので、幾分かの相違はあるけれども、悪いことをするな、よいことをせよという。いい現し方の違いで、一方は右から説き、一方は左から説き、しかして帰するところは一である。

あら、敬愛する一休さんのお寺でみたのとおんなじ…だ。

ikkyuji1

でも私の写真ではよく読めないので、文章はwattoさんのこちらからお借りしてきちゃいました。勝手にすみません。

諸悪莫作(諸の悪を作すことなかれ)
衆善奉行(衆の善を奉行せよ)
これは一休和尚の筆になる七仏通戒の偈の中の詞白でお釈迦さまの弟子である阿難尊者の作といわれ意味は数かずの悪行をすることなく多くの善行をすれば自然に心が清く美しくなるというお釈迦さまの教えです。


www.watto.nagoya

一休さんじゃなくてお釈迦様の教えだったんですね。
渋沢先生のことだから、もちろん知っててこの文章を書かれたのだと思いますが、渋沢先生、一休禅師等、大先生方も大切にされてる、お釈迦様の単純な教え。

単純だけれど、実行するのは難しい…。

 

心根が腐りかかってきた私には、思い出さないといけない言葉。
初心にカエル。

 

keroyon

 

私が読んだのはハードカバーで、これ(文庫)↓ではありません。上記ページ数は、文庫本では異なるでしょうからあてにならないです。ごめんなさい。

現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)

現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)